岸田政権の資産所得倍増プランの検討の姿がおぼろげながら見え始めました。読売新聞8月23日の記事を見てみましょう。
NISA恒久化と投資枠拡充、「資産所得倍増プラン」の目玉に
金融庁は2023年度税制改正要望でNISA(少額投資非課税制度)の恒久化と投資枠の拡充を求める方針だ。積み立て型の「つみたてNISA」には新たに成長投資枠(仮称)を導入し、より幅広い商品に投資できるようにする。1000兆円超に上る個人の現預金を投資に振り向け、家計資産の拡大につなげる。
金融庁が月内に財務省に要望する。年末にかけて与党の税制調査会が中心となり、投資枠の拡充幅など具体的な内容を検討する。
岸田政権は「貯蓄から投資」を掲げており、年末にも「資産所得倍増プラン」を策定する。NISAの抜本的拡充はプランの目玉になる見通しだ。
株式や投資信託といった金融商品の売却益や配当金には本来、約20%の所得税が課せられるが、NISAを使えば、一定の条件のもとで税金が一定期間免除される。
年間120万円の投資額を上限に最長5年間の優遇が受けられる「一般NISA」は23年末で終了し、24年からは「新NISA」に衣替えする。28年まで投資できるようにする予定だ。
一方、つみたてNISAは42年まで投資できる。年間40万円の投資額を上限に最長20年間非課税となる。
金融庁が7月に行ったアンケート調査では、投資家の6割超がNISAの投資枠拡大を要望した。このため、投資上限の引き上げを目指すことにした。
つみたてNISAは長期投資に向いているなど、金融庁が選定した投資信託のみが対象。新たに設ける成長投資枠は上場企業の株式などにも投資できるようにし、使い勝手をよくする。個人投資を活性化して日本企業の成長につなげる期待もある。
また、NISAは投資可能な期間が定められているため、開始時期が遅くなればなるほど非課税枠が少なくなる恐れがあり、金融庁は制度の恒久化や非課税期間の無期限化を求めることにした。
子ども名義の口座を開設して投資を行う「ジュニアNISA」が23年末で廃止されるため、つみたてNISAの対象年齢を現在の20歳以上から、未成年者まで拡大することも要求する。
VYMの翻訳
世界最大級の資産運用会社であるバンガード社の日本法人(バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社)が2021年2月28日をもって廃業しました。その結果、日本語版のETFの商品説明をやめてしまったので、英語版を日本語に翻訳してその内容を確認します。
VYM バンガード高配当利回りETF
- 運用スタイル:インデックス
- アセットクラス:国内株式 – 一般
- カテゴリー:ラージバリュー
- リスクとリターンの尺度:4
- 経費率:0.06% 2022年02月25日現在
- 前年同期比リターン:-1.31% 2022年8月25日現在
- 市場価格(MP):$109.05 2022年8月25日現在
- NAV価格:$109.02 2022年8月25日現在
概要 主要データ
- IOVティッカーシンボル:VYM.IV
- CUSIP:921946406
- 経営スタイル:インデックス
- アセットクラス:国内株式 – 一般
- カテゴリー:ラージバリュー
- 開始日:11/10/2006
レーティング リスクとリターンの尺度
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少ない 高い
ファンドへの投資は、短期間あるいは長期間に渡って損失が生じる可能性があります。ファンドの株価やトータルリターンは、株式市場全体の変動と同様に、広い範囲で変動するものとお考えください。
価格
- 最低投資額:$109.05 2022年8月25日現在
- 市場価格:$109.05 2022年8月25日現在
- 市場価格変動:$1.31 (1.22%) 2022年8月25日現在
- 経費率:0.06% 2022年02月25日現在
- NAV価格:$109.02 2022年8月25日現在
- 基準価額の推移:$1.27 (1.18%) 2022年8月25日現在
パフォーマンス
- YTDリターン(MP):-1.31% 2022年8月25日現在
- 前年同期比(NAV): -1.33% 2022年8月25日現在
商品概要
- 高い配当利回りを特徴とする企業の普通株式の投資リターンを測定するFTSE® High Dividend Yield Indexのパフォーマンスへの追随を目指したものです。
- 平均以上の配当利回りが予想される銘柄のパフォーマンスを把握するのに便利な商品です。
- パッシブ運用のフルリプリケーション・アプローチに従います。
ファンドの運用 - バンガード株式インデックス・グループ
パフォーマンスと手数料
トータルリターン
1年間 | 3年間 | 5年間 | 10年間 | 2006年11月10日設定以来 | |
VMY(市場価格) | 4.10% | 10.00% | 9.43% | 11.45% | 8.20% |
VMY(基準価格) | 4.05% | 9.99% | 9.44% | 11.45% | 8.20% |
FTSE High Dividend Yield Index (ベンチマーク) | 4.14% | 10.04% | 9.48% | 11.52% | 8.28% |
経費率
- VYM :0.06%
- 類似ファンドの平均経費率:0.91%
過去10年間の価格推移
⇒10年間で2.2倍に増えました。これ以外に配当金が付いています。
ポートフォリオ構成
特徴 2022年7月31日現在
ファンダメンタル VYM ベンチマーク
銘柄数 443 443
時価総額の中央値 1,324億ドル 1,322億ドル
収益成長率 11.0% 11.0%
短期積立金 - -
PER 14.4x 14.4x
PBR 2.5x 2.5x
離職率(2019/12/31期) 7.7% -
自己資本利益率 15.2% 15.2%
外国人保有株式 0.0% -
ファンドの純資産総額 $58.6 B –
株式クラスの純資産総額 $46.6 B –
加重平均エクスポージャ
2022年7月31日現在
セクター | 高配当 ETF | FTSE 高配当インデックス(ベンチマーク) |
素材 | 3.90% | 3.90% |
一般消費財・サービス | 8.70% | 8.70% |
生活必需品 | 12.90% | 12.90% |
エネルギー | 9.70% | 9.70% |
金融 | 19.70% | 19.70% |
ヘルスケア | 14.60% | 14.60% |
資本財・サービス | 10.30% | 10.30% |
不動産 | 6.70% | 6.70% |
情報技術 | 5.10% | 5.10% |
公益事業 | 8.40% | 8.40% |
加重平均エクスポージャ
2022年7月31日現在
セクター | 高配当 ETF | FTSE 高配当インデックス (ベンチマーク) |
素材 | 3.90% | 3.90% |
一般消費財・サービス | 8.70% | 8.70% |
生活必需品 | 12.90% | 12.90% |
エネルギー | 9.70% | 9.70% |
金融 | 19.70% | 19.70% |
ヘルスケア | 14.60% | 14.60% |
資本財・サービス | 10.30% | 10.30% |
不動産 | 6.70% | 6.70% |
情報技術 | 5.10% | 5.10% |
公益事業 | 8.40% | 8.40% |
持ち株内容
2022年7月31日現在
Holdings | % of fund | Market value |
Johnson & Johnson | 3.27% | $1,920,501,152 |
Exxon Mobil Corp. | 2.91% | $1,708,659,552 |
JPMorgan Chase & Co. | 2.40% | $1,407,169,817 |
Procter & Gamble Co. | 2.37% | $1,388,525,468 |
Chevron Corp. | 2.29% | $1,345,748,323 |
Home Depot Inc. | 2.22% | $1,300,080,963 |
Pfizer Inc. | 2.03% | $1,193,631,005 |
Eli Lilly & Co. | 1.98% | $1,161,498,859 |
AbbVie Inc. | 1.81% | $1,060,391,802 |
Coca-Cola Co. | 1.79% | $1,047,720,210 |