私の運用実績 2025年5月:20代へのアドバイス

評価益は、千代田区神田多町の79㎡新築マンション相当です。

トランプ関税の影響が一段落して、少しだけ回復しました。

夫婦合計の運用実績は久しぶりに5億円台に載りました。

今までの傾向からすると、今後1~2年横ばいで、その後上昇するのでしょうか。

2018年~2020年、2022年~2023年が停滞時期でした。

 

2025年6月2日のCNBC Make itの記事を読んで見ましょう。

 


20代のアメリカ人がお金に関して最もよく犯す間違い、CFPによると

昇給は素晴らしいものですが、注意が必要です。

ニューメキシコ州アーティシアに本社を置く金融サービス会社「Access Wealth Strategies」の認定ファイナンシャルプランナー兼オーナー、ネイサン・セベスタ氏は、20代前半の成人たちが将来の貯蓄において最もよく陥る罠は、収入の増加に関連して発生すると指摘しています。

最初の給与や大きな昇進を前に、多くの若者は昇給額に合わせたり、それ以上に昇給額を上回るような生活スタイルの変更を行うとセベスタ氏は説明します。例えば、新車を購入したり、より高級なアパートを借りるなどです。

しかし、それは必ずしも貯蓄に役立つわけではありません。特に退職資金の貯蓄においては、「お金は到着する前に既に使われてしまっている」と彼は指摘します。

代わりに、セベスタ氏はより保守的なアプローチを提案しています。生活水準を同じに保つか、少しだけ上げるようにし、昇給に比例して増やさないようにするべきだと述べています。

「言うは易く行うは難し」ですが、退職資金の貯蓄には自制心が必要だと彼は言います。

セベスタ氏がクライアントにアドバイスする、貯蓄に十分な金額を回すための3つの戦略を紹介します。

1. 支出を理解する

セベスタは、銀行やクレジットカードの明細書を項目ごとに確認することは、非常に有益だと述べています。小さな不要な支出は、クライアントの多くが毎月数千ドルを費やしているほど、すぐに積み重なる可能性があります。

支出の枠組みを作成し、予算管理アプリ(セベスタのオススメはMonarch)で支出を追跡するか、ファイナンシャルアドバイザーと協力することを検討してください。

2. 最も大きな債務から返済する

債務返済の戦略は多岐にわたりますが、セベスタ氏はクライアントに「最も大きな声で叫んでいるもの」から取り組むよう勧めています。つまり、金額で最も大きな債務から返済し、次に金利の高い債務に取り組む方法です。

しかし、債務の金利を無視してはいけません。ニューヨーク連邦準備銀行の報告によると、2月にアメリカ人のクレジットカード債務が過去最高の$1.21兆ドルに達したように、クレジットカード債務は特に重要で、通常20%から30%の金利が付くため、市場でほとんどの投資が安定して得られる利回りをはるかに上回るからです、とセベスタは説明します。

3. 資金を投資する

一般的な目安として、当座預金口座に1ヶ月分の生活費を、貯蓄口座に緊急時用の3ヶ月から6ヶ月分の生活費を保有することが推奨されます。その後、セベスタ氏は、退職金用のロースIRAなどの投資口座への資金投入に進むべきだと述べています。

流動資産(貯蓄口座など)と非流動資産(退職口座への投資など、一定年齢前に引き出すと罰則が課されるもの)の資金配分は、一般的に年齢に等しい割合が適切だとセベスタ氏は説明します。つまり20代であれば、資金の約20%を現金で、80%を市場に投資するのが理想的です。

これは、資金を市場に投資する期間が長ければ長いほど、指数関数的に成長する機会が増え、潜在的なリターンが拡大するためです。リターンは時間とともに加速し、毎年、初期投資だけでなく過去のすべての利益にもリターンが得られるからです。

「できるだけ早く始めて、できるだけ多く貯蓄してください」とセベスタ氏は言います。「時間と市場はあなたの最高の味方です。投資の初期の年は取り戻せません」


日本のFPは20代の人に、どのようなアドバイスをしているのでしょうか。

PayPay銀行の記事を見てみましょう。


FPが解説! 年代別おすすめファンド「20代」

早く始めた方が条件的に有利な「お金を働かせる方法」

お金に対する尊敬と感謝を身につけ、計画的に貯蓄できるようになったら、次に「お金を働かせる」ことにチャレンジしましょう。「お金を働かせる」とは、資産運用によってお金がお金を生む状態を作ること。このとき大事なのは「なるべく早く始める」ことです。

その理由を考えるうえで、示唆に富むシミュレーションをご紹介します。下図はAさんとBさんの投資結果の違いです。ここでは積立投資を50歳まで続けることとし、想定利回りは年利5%としました。

Aさんは20歳から毎月3万円ずつ積立投資を行い、30年間続けました。これにより50歳のときには元本だけで1,080万円に。一方、Bさんは10年遅れの30歳から積立投資をスタート。50歳のときにAさんと同額の元本を貯めるには毎月4万5,000円の積立をする必要があり、かなりの負担になりそうです。

さらに50歳で元本が同額になっても、利息を加えた総額を見ると、Aさんは30年間の運用で約2,496万円に。Bさんは20年間の運用で約1,849万円と、それなりに増えてはいますが、20歳から積立投資を始めたAさんとは約647万円もの開きが出てしまいました。

積立投資のスタート時期が遅いほど、毎月の積立額を多めにする必要があったり、運用期間が短くなったりと、お金を貯めるには不利な条件が重なるため、「なるべく早く始める」ことが大切なのです。

このような差がついた理由は「複利運用」と「長期運用」にあります。複利運用とは利息や分配金を途中で引き出さず、元本に組み入れて運用する方法です(利息や分配金を元本に組み込まない運用を単利運用といいます)。複利運用は時間をかけるほどに、加速度的に増えていきます。ですから複利運用の利点を活かすには、長く運用を続ける方がいいのです。

このように長く運用する場合、なるべく安定的に運用成果を出すことも大事で、そのために必要なのが「分散投資」です。世界には無数の投資対象があり、どれを選ぶかで運用成果は大きく異なってきます。投資で人が失敗するのは、投資対象をギャンブル的に選ぶからで、安定した成果を目指して、世界の資産にまんべんなく投資することが成功の秘訣です。この意味で分散投資は基本中の基本といえます。

20代におすすめの投資信託

複利運用、長期運用、分散投資という投資の三原則を理解したら、いよいよ投資対象のお話です。世界の資産に分散するといっても、ゴールドや不動産、国債など、資産対象はいろいろあります。その中でも、20代から時間をかけて運用してほしいのが株式なのです。これまでの歴史的な実績を見ても、ほかの資産に比べて長期的には非常に優れた上昇率を示すのが株式で、この上昇率を自分の資産運用に組み込まない手はありません。

株式を対象に世界の資産に投資するときの地域分散の比率は、投資目的や年代によっていろいろな組み合わせが考えられますが、時間がたっぷりある20代の方に、私は次のような構成をご提案しています。自国への応援として日本株式に20%、安心して増やせると考えられる先進国株式に60%、リスクも高いが大きなリターンも期待できる新興国株式に20%というものです。

最後に、商品のお話をします。世界中の株式に投資するためには、プロに運用を任せる投資信託を使います。一口に投資信託といっても、いろいろな特徴・タイプの選択があるのですが、手軽に選べて運用コストも安いインデックスファンドによる分散投資をお勧めします。インデックスファンドとは、日経平均やNYダウといった市場の動きを代表する指数(インデックス)と同じような値動きをするよう運用される投資信託のことです。

日本株式20%、先進国株式60%、新興国株式20%という上記の配分をインデックスファンドに置き換えると、次のようになります。

20代向けの投資信託の組み合わせ(その1)

3つものファンドを買うのは面倒という人には、先進国株式と新興国株式に投資する2銘柄に替えて、以下のようにしても問題ありません。

20代向けの投資信託の組み合わせ(その2)


最後のポートフォリオは、私のポートフォリオとまったく同じです。

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