最強の食材

食べ物には気を使っていますが、医学の研究が進むと少しずつ変化していくので、最新情報を取り入れる努力が必要です。

2025年9月25日のテレビ朝日「林修の今知りたいでしょ」「医師&専門家が食べている最強食材ランキング」を見てみましょう。講師は、鎌田 實先生(諏訪中央病院 名誉院長)です。

1位:鮭

2位:納豆

3位:トマト

4位:鯖

5位:鶏むね肉

◆目を守る成分を含む最強食材

ニンジンに豊富なβ―カロテン→体内でビタミンAに変換して紫外線から目を守る。油と一緒に摂ると吸収アップ

◆腸を回復させる成分を含む最強食材

ヨーグルトの乳酸菌が腸内の善玉気を増やし、悪玉菌を減らして腸内環境を整える。バナナ&蜂蜜と一緒に食べるのがお勧め

◆筋肉を回復させる成分を含む最強食材

鶏むね肉に含まれるイミダゾールジペプチドが筋肉の疲労と回復する。ニンニクのアリシンとダブル効果に期待

◆脳を回復させる成分を含む最強食材

のEPAやDHAが神経細胞の再生や保護機能に期待でき、脳の活性化につながる。鯖の缶詰がお勧め。

◆肌を回復させる成分を含む最強食材

トマトに含まれるリコピンには強力な抗酸化作用があり、肌の修復に役立つ。加熱するとリコピンの吸収力がアップ

◆血管にいい成分を含む最強食材

に含まれるアスタキサンチンの抗酸化作用で血管のダメージを回復。酒の缶詰もお勧め。

◆病気知らずの医師も食べている食材

例年は12~3月に流行するインフルエンザが、今年は早くも猛威を振るい始めているという。

実は免疫機能の約7割が腸に存在すると言われているのだが、この夏の猛暑により腸の働きが鈍り、免疫機能が低下している可能性がある。そんな弱った腸を回復させる食材ランキングが紹介される。

その一つが「もずく」。実は自ら腸活に取り組み、インフルエンザなどにかかったことがないという専門医も食べている食材で、海藻にだけ入っているという食物繊維「フコイダン」がカギ。モズクは回想の中でもフクイダンの量が圧倒的だという。

そして、「納豆」もランクイン。医師たちが選んだ最大の理由が、生きて腸まで届き、善玉菌を増やすのが納豆菌のすごさだ。

日本有数の長寿の町、京都の京丹後市に暮らす病気知らずのご長寿の方や、あの金メダリストも現役時代に毎日4パック食べていたとか。


2025年10月4日のCNBC Make itの記事を読んで見ましょう。

Jane Goodall adopted a plant-based diet back in the 1960s: It was key to her activism and a long, healthy life


ジェーン・グドールは1960年代に植物由来の食生活を取り入れました。それが彼女の活動と長く健康的な生活の鍵となりました。

アフリカのチンパンジーの行動を研究する活動を通じて世界中の注目を集めた、高く評価されている自然保護活動家ジェーン・グドールさんが、水曜日に91歳で老衰のため亡くなった。

彼女はロサンゼルスでの講演ツアー中に亡くなりました。90代になっても働き続けるという彼女の決意は、100歳近く、あるいはそれ以上の年齢まで生きる、最も幸せで健康な人々に共通する特徴と一致しています。彼らはしばしば働き続け、決して引退しないのです。

グドール氏の仕事と地球の健康に対する献身は、彼女の食生活にも反映されていました。彼女は数十年にわたり、植物性食品のみを摂取していました。

「50年ほど前、皿の上のポークチョップを見て、これは恐怖、痛み、死を象徴していると思ったことがきっかけで、私は肉を食べるのをやめました」と彼女は2017年のエッセイに書いている。

「それで、すぐに植物由来の食生活に切り替えました。」

グドール氏は、植物由来の食生活に移行した主な理由として、工場式農場を支援したくない、そして肉の生産が環境に与えるダメージを負いたくないことを挙げた。彼女はエッセイの読者に対し、同様の理由で食生活から肉を断つよう促した。

ロードアイランド大学栄養学部准教授のマヤ・バディベロ氏は昨年、食肉の生産は「温室効果ガスの排出や地球の健康に悪影響を与える可能性のあるその他の指標に寄与している」とCNBCの番組「メイク・イット」で語った。

グドールさんは植物性食品に切り替えてから、健康状態の改善も実感した。「肉を食べるのをやめると、すぐに体調が良くなり、体が軽くなりました」と彼女は言う。

ハーバード・ヘルス・パブリッシングによると、食事から赤身の肉を控えると、心血管疾患やがんの発症リスクの低下など、健康状態の改善につながる可能性があるという。また、赤身の肉を大量に摂取する人は、若年死亡リスクも高まる可能性があることが研究者らによって明らかにされた。

「健康のためだけにビーガンになったわけではありません。倫理的な理由でビーガンになったのです」とグドール氏は1月にザ・ナショナル紙に語った。

「私は環境のためにビーガンです。」

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