20歳代~50歳代の人達にとっての投資案8

⑤ アメリカ株式のETFの期待利回りが8%の理由

最初に、次のグラフをご覧ください。アメリカの主要金融商品のトータルリターンの推移を表したグラフです。横軸は西暦、縦軸の対数目盛です。株式のトータルリターンが、他の商品を圧倒していることが分かります。

詳しくは、 ETF・インデックスファンドを買いたくなるグラフ をご覧ください。

上のグラフは、1802年からの200年間と非常に長期ですので、現在販売されているSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の運用実績を確認します。SPYは、世界最大のETFで、純資産総額は29兆円以上あります。この商品が設定されたのは1993年ですから、25年以上前です。過去1年から、25年間の、どの期間をとっても年率9%以上のトータルリターンを実現しています。

1年間 3年間 5年間 10年間 設定来
1993/1/22
14.2% 10.8% 12.8% 9.0% 9.5%

このグラフは、日本最大のETFである1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の累積騰落率です。SPYのトータルリターンは年率ですが、1306は累積騰落率です。年率に直すと、株価の年平均増加分と配当を両方とも1.5%とすると3%です。アメリカの株式ETFに比べるとかなり低い水準です。現在コーポレートガバナンスを改善中ですので、今後はもう少し高い数字を期待できるのではないかと思っています。

⑥ 証券会社を野村證券とSBI証券にした理由

それぞれ、対面証券とネット証券の分野で第1位の規模を誇っているので、安心感があります。私の父親は、かつて業界第4位で伝統のある山一証券で株の売買をしていましたが、山一證券は倒産してしまいました。投資信託等の金融資産は法律で守られているとはいえ、より安心感の強い会社と取引をしたいと思います。太平洋戦争中に絶対安心だと言われたことを信じて買った日本の国債は、戦争後、ただの紙切れになってしまいました。金融資産や金融機関に絶対安全なものはありませんが、より強い安心感を得たいと思います。

⑦ 私自身の投資状況

下の表は、例1、例2と同じ形式で私の投資状況を表したものです。証券会社は、野村証券1社です。私は、課税される投信積立をしませんので、ネット証券を利用する必要がありません。長年取引をしている野村證券の品揃えで、用が足りています。私は還暦を過ぎていますので、iDeCoに新たに掛け金を掛ける必要がありません。従って、iDeCoの運用だけ野村證券を使っています。私は、パートタイマーの非正規社員なので収入が少ないため、投信積立をする余裕はありません。ただし、ETFの分配金を受け取り、その分配金でVOO(アメリカバンガード社のS&P500のETF)などを購入することが、たまにあります。

私の例 証券会社 商品 毎月の掛け金 毎月積立合計 ボーナス月(6月、12月) ボーナス月合計 年間合計
iDeco 野村證券 野村DC外国株式インデックスファンド 現在は運用のみ
つみたてNISA 野村證券 野村つみたて外国株投信 33,000 396,000 0 0 396,000
投資信託 野村證券
ETF 野村證券 VOOなど VOOなどを随時
合計 33,000 396,000 0 0 396,000

⑧ その他の留意事項

iDeCoとつみたてNISAは、税制上の優遇措置があるので、上限額が定められています。老後への備えや自宅の購入資金としては、これらだけでは不足しますので、課税される投信積立やボーナス月などのETF購入が必要です。その金額などについては、収入の増加に応じて、毎年増やしていくのが望ましいと思います。

(明日に続きます。)

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