私のポートフォリオ2018年6月:ETFは投資というよりは貯蓄の感覚

◎今日のグラフ:私のポートフォリオ

iDeCoをみずほ銀行から野村證券に移管

それぞれの資産のパーセンテージは、先月と変わりません。5月には、iDeCoをみずほ銀行から野村證券に移管しました。このことで、信託報酬が0.3%減りました。私のように、還暦を過ぎたり、転職してiDeCoに切り替えた場合には、信託報酬をチェックして、必要があれば、移管するとコスト低減になります。

つみたてNISA

6月は、つみたてNISAを33,000円積み立てた以外は、変更はありません。つみたてNISAは、野村つみたて外国投信を積み立てていますが、四捨五入するとまだ0%です。1%になるには、まだ1年以上かかりそうです。また、オーストラリアMMFも0ですが、これは、ASX(オーストラリアのETF)の分配金です。

生活費の補填は1306の配当金で

私は現在、還暦を過ぎていて、非正規のパートタイマーとして働いています。そのサラリーで、ほぼ生活費は賄えそうですが、少し足りないかもしれません。もし足りなければ、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の配当金を引き出そうと思っています。それでも足りなければ、NISAの1306を数十万円解約して、穴埋めしようと思います。iDeCo、NISA、つみたてNISAの売却益と配当金には、税金がかからないので、できるだけ長く株式で保有しようと思います。財形年金保険は保険会社の運用で、予定利率は1.5%です。財形年金の分配期間は6年間だけです。

◎今日のテーマ:ETFは投資というよりは貯蓄の感覚

平成の時代は財形と持株会

私は昭和から平成にかけて財形貯蓄と保険会社の一時払い養老保険を中心に貯蓄をしてきました。株は自分の勤める会社の社員持ち株会以外には持ちませんでした。また投資信託も買っていません。

次の時代は、ETFとインデックスファンド

現在は、還暦を過ぎたこともあって、iDecoの積み立てはできません。ただし、運用はできます。以前勤めていた会社の持株会の株式は、全額を1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)に換えました。また、退職金については、当初、USMMFなどの外貨MMFを購入しましたが、最終的には、全額を外貨ETFに換えました。ポートフォリオのグラフをご覧になればわかるように、iDeCo、NISA、DB、財形年金以外の資産は、すべてETFです。

ETFは貯蓄の感覚

ETFは、一般的には、いわゆる投資の範疇に入りますが、私の意識の中では投資というよりは貯蓄に近い感覚です。というのは、
①個別株式と違って、価値がゼロになることがなく、アメリカにおける過去200年の経験から言って、成長を続ける可能性が極めて高いと考えられること
②SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)を中心にETFの期待利回りは高いので、10年、20年の長期保有をすれば、元本を割ることはほとんど考えなくていいいと思われること
③ETFは損切りする必要がない、もしくは、損切したくない商品と考えられること
から、ある程度の利回りを期待して、元本割れを心配しなくても良い、安心できる商品として資産運用しています。

ETFは購入するとよさを実感

もちろんETFといえども、実際に購入するまでは、十分な知識や経験がありませんから、多少の不安はありましたが、現在、すでに10年間の経験がありますので、ほとんど不安はありません。従って、ETFでの資産運用は投資というよりは、財形貯蓄や一時払い養老保険に近い感覚で付き合っています。

財形、銀行預金はインフレリスクに弱い

財形貯蓄は元本の保証はありますが、金利は1〜5%の幅で変動していました。ETFは変動幅はもっと大きいですが、期待利回りは現在の財形貯蓄(0.7%)よりははるかに高い(5%以上)ので、私としては長期で見た場合、利回りの面でも望ましい商品と考えています。銀行の定期預金もインフレになれば実質金利はマイナスになるのです。人生も貯蓄も完全に安全な物などないと思っています。生きていれば、ある程度のリスクはあるものです。健康に一番悪いのは長生きすることだという学者もいます。

投資は余裕資金で

なお、短期では変動があるので、余裕資金で運用しないと、値下がりしたときに売って損をすることもあり得ます。

 

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