<昨日からの続きです>
◎今日のテーマ:お金のたまるコツ2
③ 株主優待株式、個別株式を買わない
優待株式
優待株式は、雑誌などで特集を繰り返していることもあって、人気があります。しかし人気があるということは、その分だけ株価が高いということです。また、優待株にかかるコスト、経費もばかになりません。私は、以前勤めていた会社で、商品に付いている応募券を送ってもらう懸賞を担当していました。その懸賞の当選者が受け取る商品の金額は、費用全体の1割に過ぎず、残りの9割はすべて人件費、経費に消えてしまいました。私の兄弟は、百貨店の優待株式を持っていますが、それを毎期使い切るために、いろいろ頭を使っているようです。不必要なものまで買っているかもしれません。必要なものを必要な時に最も良い場所で買えばいいと思います。
個別株式
個別株式については、売ったり買ったりという行為を伴いますので、売買手数料がかかります。ネット証券であれば、手数料がかなり低いので、インデックスファンドよりも安いこともありうるかもしれません。多銘柄に分散投資して、あまり売買を繰り返さないという方針を徹底できれば、安上がりな投資ができるかもしれません。
最も資産運用結果の良い人
以前にフィデリティー証券が、どのような人の株式運用が最も成績が良かったを調べたところ、「自分のポートフォリオを忘れてしまった人。」という結果になりました。
個別株式は、時間、熱意、費用が必要
いつ何を買おうか、どれだけ買おうか、いくらになったら、どれだけ売ろうか、などと考えるのは、私は面倒くさいと思ってしまうタイプです。精神衛生上も良くないですし、それに関することを調べ、考える時間があれば、他の趣味に使いたいと思います。そういったことが好きで、時間をかけてもいいし、日経新聞や会社四季報を丹念に読むのが好きな人で、売り買いを頻繁に行って、コストをかけても良いという人もいらっしゃるでしょう。そして、売買コストも高くなりそうです。それは趣味の範囲に入るので、私がブログで書いている資産運用の範疇に入らないようです。
私の方針
私のブログの特徴は、
- いつでも始められる
- 売り時、買い時を考える必要がない
- いくらからでも始められる
- 長期保有だけを実践すればよい
という資産運用方法をご紹介するものです。従って、個別株式の売買をメインとする資産運用ではありません。
持株会株式
個別株式の一形態として、持株会で積み立てた株式があります。持株会株式については、私も連れ合いも保有していました。私は元金1,000万円だったものが2500万円に値上がりしましたが、連れ合いは400万円だったものが、倒産でゼロになりました。
インデックスファンドでも結構スリリング
このように、個別株式は分散化をしないと、ギャンブルのような結果になります。逆に十分な分散化を行えば行うほどインデックスファンドに近づきます。株式相場の変動を味わうのなら、トランプラリー、ブレグジット、チャイナショック、FAGA、日銀の異次元緩和などでも十分にスリリングです。
<明日に続きます>