◎今日のグラフ:つみたてNISA2018年9月
NISAからつみたてNISAに移行
昨年までは、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)をNISAで運用していましたが、今年の1月から、「野村つみたて外国株投信」をつみたてNISAで運用しています。将来的には日本株のウエイトを少しずつ減らしたいと思っているのですが、NISAでは外国株式ETFを利用できません。また、NISA制度も将来的にどのようになるのか分からないようなので、思い切ってつみたてNISAに移行しました。
平均余命20年、30年
私の平均余命が20年間あると考えて、その期間をフルに活用できると思っています。連れ合いも一緒に、つみたてNISAに移行しましたが、こちらは30年間使えるかもしれません。つみたてNISAは若者のものと思わずに、還暦過ぎの人も検討に値する制度だと思います。
最近2か月間好調
今年の7月までは、取得金額(青色)と評価金額(評価額)がほぼ重なっていたのですが、8月、9月は評価額が取得価額を上回って来ました。
野村つみたて外国株投信とは?
ここで、「野村つみたて外国株投信」の状況を確認しておきます。
MSCI ACWI(先進国と新興国を含み日本を除く世界の株式)に連動します。
<ファンドの特色>
ファンドは、 「外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド」、「新興国株式マザーファンド」を通じて投資するファミリーファンド方式で運用します。
<運用実績>
1年で10.77%上昇
2017年10月2日に設定されました。折れ線が基準価額で、10,000円からスタートして、2018年9月末現在、11,077円まで上昇してきました。従って、1年間で10.77%上昇したことになります。順調な滑り出しのように見えますが、一番良いパターンは、最初の数年はもっと成績が低迷していて、10年、20年経ったところで高騰するのが良いのですが、世の中はそんなに上手くいきません。
初心者にとっては良好なスタート
最初の数年が不調だと、投資初心者が、つみたてNISAを止めてしまう恐れがありますので、思い切ってつみたてNISAを始めた人が続けるためには、しばらく今の調子が続いた方が良いでしょう。そういう意味では、理想的なパターンではないでしょうか。この制度を始めた金融庁の担当者も喜んでいるでしょう。
基準価額とインデックスに乖離
なお、2本の折れ線グラフをよく見ると、最初は2本重なっていますが、最近はピンクのインデックスが、青の基準価額を上回っています。設定来の騰落率は、8月末現在で、基準価額 8.2%に対して、インデックス 8.7%と結構大きな差ができています。
純資産は順調に増加
下の方の網掛け部分は、純資産で、現在30億円を超えたところです。この金額は、年月が経つとともに大きくなっていくでしょう。