◎今日のグラフ:つみたてNISA2018年10月
野村つみたて外国株投信
つみたてNISAは、野村證券の口座で、「野村つみたて外国株投信」で積み立てています。
信託報酬の値下げ競争
つみたてNISAの制度がスタートした2018年1月時点では、運用管理費用(信託報酬:年0.2052%)が<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドと大差なかったので、「野村つみたて外国株投信」を選択しましたが、その後、ニッセイが大幅に信託報酬を値下げしました。
今後は<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
現時点でもう一度選ぶとなると、迷わずニッセイにします。子供の世代には、最初からSBI証券を選択して、ニッセイでつみたてNISAを始めるように勧めたいと思います。
初期の評価額は低い方が良い
9月は評価額が取得金額を上回っていましたが、10月は逆転しました。つみたてNISAだけを考えれば、とても良いことです。もともとつみたてNISAは10年、20年という長期運用を前提としていますので、今の時期は評価額が低い方が良いのです。
将来引き出すときに評価額が高いことが大事
そして20年後に満期で引き出すときに評価額が取得金額を上回っていれば、それが投資家にとって良いことです。そして、20年という長期運用では、リターンがプラスになる確率が非常に高いのです。私が運用している外国株式の期待リターンを6%とすると、2倍近くになっているかも知れません。
◎今日のテーマ:楽天証券、マネックス証券の人気投資信託
<楽天証券>
1位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
2位 eMAXISSlim先進国株式インデックス
3位 ひふみプラス
4位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
5位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
1位 の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」
運用方針は、主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」に投資します。S&P500だけでなく中小型株まで含みます。
2位 のeMAXISSlim先進国株式インデックス、5位 の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
この2銘柄は、コスト低減を競っています。
4位 の楽天・全世界株式インデックス・ファンド
運用方針は、主として「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」に投資します。VTは、先進国だけでなく新興国など世界の株式のETFです。このETFは、分散化という点では最高ですし、バンガード社の商品なのでコストも安いのが特徴です。著名な経済評論家も、この商品を買っています。アメリカでは、純資産総額が1兆円を超えている程度で、絶大な人気というわけではありません。その理由は、これ一本で、完成形になってしまうので、ファイナンシャル・アドバイザーが推奨しないとのことです。
<マネックス証券>
1位 楽天日本株4.3倍ブル
2位 ニッセイ日経225インデックスファンド
3位 マネックス・日本成長株ファンド
4位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
5位 ひふみプラス
1位の楽天日本株4.3倍ブル、3位のマネックス・日本成長株ファンドが、他の証券会社には見られない特徴でしょうか。この2銘柄と5位 ひふみプラスがアクティブファンドです。