iDeCo運用実績2018年10月

◎今日のグラフ:iDeCo運用実績2018年10月

DCは全額株式で運用

私が勤めていた会社は2000年代初めに、確定拠出年金(DC)を導入しました。その時の拠出金は600万円で、私は全額を株式で運用しました。

DB、厚生年金、財形年金は給付金額が安定

その会社は、同時に確定給付年金(DB)も導入していました。DBや厚生年金、財形年金は、支給する額に大きな変動がありませんから、バランスから見て、株式で運用することが望ましいと思いました。

9割の社員は銀行預金で運用

しかし、私のように考える人は、まれなケースで、ほとんどの社員は銀行預金で運用しました。リーマンショックに襲われた結果、評価額は400万円に大幅下落しましたが、その後、世界的好況のおかげで、1200万円まで上昇しました。

退職後に運用会社を変更してコスト削減

運用会社は、当初みずほ銀行だったのですが、みずほ銀行で用意している商品は運用管理費用(信託報酬)が高いので、今年の5月に野村證券に移管しました。その後、9月までは比較的順調でしたが、10月は大幅に低下しました。なお、連れ合いは、確定拠出年金が導入される前に退職していて、iDeCoには加入していません。

◎今日のテーマ:野村證券の人気投資信託

<野村證券の投資信託>

1位 ひふみプラス(つみたてNISA専用)
2位 野村つみたて外国株投信(つみたてNISA専用)
3位 野村6資産均等バランス(つみたてNISA専用)
4位 つみたて8資産均等バランス(つみたてNISA専用)
5位 野村つみたて日本株投信(つみたてNISA専用)
6位 野村インデックスファンド・日経225

野村證券の上位は、つみたてNISA専用が独占

昨日ご紹介したSBI証券の人気投資信託は様々な種類がありましたが、野村證券の場合には、つみたてNISA専用が上位5位まで占めています。

金融庁の指導で、つみたてNISAは低コスト化

1位の「ひふみプラス」は、昨日のSBI証券でも3位に入っていました。野村證券ではつみたてNISA専用となっています。つまり、つみたてNISA以外の普通の投資信託としては買えないということです。その理由は、もしつみたてNISA以外の普通の投資信託として扱うと、野村證券の売りたい投資信託が売れなくなってしまうのです。それでも、金融庁からは、つみたてNISAの投資信託はコストを安くすることを強く言われているので、「つみたてNISA専用」という条件を付けて採用しているのです。同様の理由で、5位までが、すべて「つみたてNISA専用」となっています。

日経225インデックスファンド」

6位については、「日経225インデックスファンド」の人気が高いことと、運用管理費用(信託報酬)が、0.432%と、安くはないけれど、高すぎない水準なので、何とか6位に入り込んだというところでしょう。信託報酬は0.3%以下であれば、許容範囲内と考える人も結構いるのではないでしょうか。

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