私の保有するETFの現状3

◎今日のテーマ:私の保有するETFの現状3 リターン

1306 SPY VWO VGK VOO ASX
5年トータルリターン 9.19% 10.71% 5.06% 2.26% 10.79% 7.51%

S&P500

SPYとVOOは、アメリカS&P500のETFですから、当然同じトータルリターンとなります。5年間の年平均トータルリターンが10%を超えていますので、アメリカの産業は相変わらず堅調だということが分かります。

1306

1306はTOPIX連動型上場投資信託のETFで、アメリカほどではないですが、年平均9%のリターンですから、最近5年の相場はかなり良かったといえます。

メインは米日

日本のインデックス投資家の中には、分散化を図って全世界に投資する人もいますが、アメリカの株式相場が過去数十年間好調なので、アメリカに集中投資する人もいるようです。全世界のETFの成績を見ると、その人たちの判断も理解できます。私の場合は、VWO、VGK、ASX合計でポートフォリオの約2割ですから、ウエイトとしては比較的小さく、メインは日本とアメリカの株式市場にETFを使って参加している状況です。従って、VWO、VGK、ASXを減らすことは考えていません。

将来的には日本を減らす可能性

ただし、近い将来日本において資本移動規制が実施される恐れがありますので、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)については、その一部を売却してVOOなどの外貨ETFに変換することも検討したいと思っています。

日本で人気のある海外ETFを投信ブロガーは敬遠

日本では、どのような海外ETFに人気があるのでしょうか。楽天証券における2019年3月の週間売買代金ランキングで見てみましょう。1位のSPXSはS&P500の空売りができ、2位の「SPXL」は3倍のレバレッジを掛けることができます。3位のPFFは、米ドル建て優先株式・ハイブリッド証券を対象とした指数に連動しています。4位のQQQはナスダック100指数に、5位のVOOはS&P500に連動しています。従って、QQQとVOOの2銘柄が、オーソドックスなインデックスファンドです。日本人はオーソドックスなETFより、少しギャンブル性の強い銘柄の方が好きなようです。なお、投信ブロガーの選ぶファンドベスト20には、SPXS、SPXL、PFFは入っていません。じっくりと積立投資をしようとする人には敬遠されているようです。この3銘柄の経費率はそれぞれ0.95%、0.95%、0.47%で、QQQの0.20%、VOOの0.04%に比べるとかなり高い水準です。

順位 ティッカー 銘柄名
1 SPXS DIREXION DAILY S&P 500 BEAR 3X SHARES(Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETF)
2 SPXL DIREXION DAILY S&P 500 BULL 3X SHARES(Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF)
3 PFF iShares Preferred and Income Securities ETF(iシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF)
4 QQQ Invesco QQQ Trust(インベスコQQQ 信託シリーズ1)
5 VOO Vanguard S&P 500 ETF (バンガード・S&P 500 ETF)
カテゴリーETF

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