◎今日のテーマ:私の保有するETFの現状2 純資産総額
1306 | SPY | VWO | VGK | VOO | ASX | |
純資産総額(億円) | 87,997 | 292,360 | 71,047 | 15,375 | 119,242 | 4,046 |
1306
純資産総額は、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)が8兆8千億円です。1306のうちの一部は、日銀が異次元緩和金融政策で購入しているので、民間の保有金額としては、もう少し小さな金額になるはずです。設定日は2001年7月11日ですから、18年弱の歴史を持っています。
SPY
SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)は、約29兆円で、世界最大のETFです。取引量も大きいため、年金基金などの機関投資家を中心に保有されているようです。私のポートフォリオにおいても6千万円以上になっています。連れ合いは2007年から、私は2015年からSPYを保有しています。しかし、二人ともSPYのウエイトが大きくなってきたことと、運用管理費用(信託報酬)が少し高めなため、最近S&P500の追加購入する場合は、VOO(バンガード社のS&P500のETF)を選んでいます。
VWO
VWO(新興国のETF)の純資産総額は7兆円を超えています。新興国はGDP成長率が高いので、ETFの成績もよいだろうと思いがちですが、アメリカのS&P500に負けている現状にあります。現在は、アメリカが中国に対して敵対政策を取りつつありますので、今後ともVWOのリターンがS&P500にかなわない可能性があります。インド、インドネシア、マレーシアなどの新興国の本格的な成長には、もう少し時間がかかるかもしれません。
VGK
VGK(ヨーロッパのETF)の純資産総額は1兆5千億円です。1~2年前まで、ヨーロッパは有望と見られていましたが、中国の雲行きが怪しくなったあおりで、ドイツの業績が思わしくなくなり、加えてブレグジットの不透明感の影響を受けて、急激に数字が悪化しています。ヨーロッパのETFであるVGKについては、今後追加購入する気はなかなか起きません。ジム・ロジャースはロシアと北朝鮮を有望視しているようですが、インド、東南アジア、オーストラリア、アメリカが有望だという気がします。私は素人なので、当を得ているかどうか不明です。
VOO
VOO(バンガード社のS&P500のETF)の純資産総額は、12兆円です。設定日は2010年9月9日で、まだ9年弱の若いETFです。しかし、運用管理費用(信託報酬)が0.04%という低水準であることと、ウォーレン・バフェットが自分の相続財産の運用商品として推奨したことから急成長しています。私も、連れ合いも、2017年以降のアメリカ株式ETFの追加購入は、すべてこの銘柄にしています。
ASX
ASX(オーストラリアのETF)の純資産総額は、4千億円です。私が購入するETFの基準は1兆円以上なのですが、この商品だけは、その基準を満たしていません。資産分散化を図る意味から新大陸であるオーストラリアのETFとして特別に選択しました。この銘柄の通貨はUSドルでなく豪ドルだという点でも分散化が図れます。