◎今日のグラフ:2018年4月までの連れ合いの資産運用益は、高級車1台と中古車1台の合計2台分
連れ合いの資産運用益は、先月より持ち直して、2月の水準を超えました。高級車1台と中古車1台の合計2台分に相当します。3月の株式相場は、アメリカより日本の方が回復が早いという特徴がありました。連れ合いのポートフォリオは、私よりも日本株のETFの割合が多いため、資産運用益も早く回復しました。2007年に資産運用を開始して、最初の7年間はマイナスの運用益、つまり運用損が続きました。しかし、その間1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)を売却したことはありません。逆に少しずつ1306を買い増したのでした。このため、平均購入単価が低くなって、運用益実現のタイミングを前倒しすることができるようになりました。
◎今日のテーマ:1306(TOPIX連動型上場投資信託)を買う理由
国内は1306だけ
私と連れ合いの保有している国内株式のETFは、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)だけです。日本銀行やGPIFも大量に買っています。信託報酬は最低ではありませんが、ほぼ0.1%ですので、十分に低いレベルにあります。
アメリカは、SPYとVOO
アメリカのETFについては、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)を保有していますが、このETFも信託報酬は最低ではありません。
ETFの購入基準は信託報酬と純資産総額
しかしながら、1306とSPYは純資産額および取引量が大きく、安心して購入できます。つまり、信託報酬の安さも大事ですが、ある程度の水準になると、純資産額、取引量も考慮に入れた方が、精神衛生上良いと考えています。このため、私はETFを買う場合の基準を、信託報酬が安いことと、純資産総額が1兆円を超えること、の2つとしています。
NHKのニュースで1時間ごとに動きが分かる
1306は、TOPIXに連動しているのでとても分かりやすいETFです。毎日、1時間ごとに、NHKのニュースで動きを報道してくれるので、安心感があります。その株価変動によって私がETFの売り買いをするわけではありませんが、資産の額が大きいので知った方が安心できます。
VT
一方、世界全体に投資しているETFとしてVTがあります。VTは分散という観点からは文句のつけようがないのですが、1306やSPYと比べた場合、価格の動きがわからないという問題があります。内外の株式相場をいつも見ているような仕事についている人であれば、VTそれ自体の動きは調べなくても、おおよその感触はつかめるはずですが、私はそのような仕事についていませんし、断片的なインターネット情報でVTの動きを推測できるほどの知識も経験も能力もありません。
分かりやすいということは重要
私のような素人にとって、わかりやすいということは、とても大事だと思います。国内のETFには、レバレッジやインバースがありますが、これらについてはNHKで市況を放送してくれません。第一、信託報酬が高いので、私の選択肢の遡上には上がってきません。
高配当ETFも分かりにくい
高配当ETFは名前は魅力的ですが、どのような銘柄がどれほどの期間、対象となるのか分かりません。それを詳しく調べて納得いくまで時間をかけるつもりはありません。
今はTOPIX連動ETF
最終的にETFの中でも、日経225か、TOPIXに絞られてきます。日経225に比べてTOPIXはいわば加重平均タイプなので、株式市場全体を良く投影しているという説明を時々聞きます。しかし、正直を言うと、私はTOPIXでも日経225でも、どちらでもいい、つまり、市場全体を正しく表しているかどうかがどれほど重要かわかりません。ただし、現状は、TOPIXの方が良いのではないかと思っています。なぜなら、NT倍率、つまり、日経225とTOPIXの比率が10:1だった時期が過去に何度もありましたがが、現在は13:1くらいになっています。つまり、日経225が割高になっているではないかと考えています。従って、現在は日経225より、TOPIXの方が割安だと思います。