◎今日のグラフ:連れ合いのポートフォリオ2018年4月:持株会の株式
リーマンショック直前に投資開始
連れ合いは2007年から投資を始めました。最初に購入したのは、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)とSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)などです。2007年の後半からサブプライム問題が取りざたされ、2008年9月のリーマンショックへとつながります。
損切かバイ・アンド・ホールドか
リーマンショックで、1306やSPYの価格が半額まで落ちた時には、「今売って、もっと安くなったら買いなおした方が良い。」という連れ合いと、「売ったり買ったりせずに、そのまま持ち続ければ、数年したら価格は持ち直す。」という私の意見が対立し、何度となく激論を交わしました。
数年後に購入再開
結局ETFを売り買いせずに時間が流れ、数年したところで、ETFの価格が上昇し始めました。価格が上昇すると、人間(素人?)は株を買いたくなるものです。連れ合いも、追加購入を何度か行いました。
半分が1306、S&P500のETFが4分の1
この結果、現在1306は特定口座分が42%、NISA枠分が7%になり、全体の半分を占めています。S&P500のETFであるSPYは12%、VOOは10%となり、全体の4分の1を占めています。
外貨MMFは仮置き
USMMFなどの外貨MMFは、投資しているというよりは、とりあえず外貨に換えて仮に保有している状態です。いずれ、VOOなどの外貨ETFや米国債を購入する際の資金となる予定です。
つみたてNISA
野村つみたて外国投信は、2018年1月から始めたつみたてNISAです。まだ1%に達していません。
◎今日のテーマ:持株会の株式
野村證券1社
私と連れ合いの二人に共通した運用方針は、対面証券である野村證券しか口座を持っておらず、ETFに関しては買い足すことは有っても、売るということは一切してこなかったことです。
持株会の株式は倒産で紙くずに
個別株は、二人とも自分が勤めていた会社の持ち株会で最高口数を掛け、その株を持って退職したということである。その後に二人持株会の株式の運命は分かれました。連れ合いの勤めていた会社は上場廃止になり、株価がゼロになって、長年にわたって貯めて来た400万円がゼロになってしまったことです。しかも、他に株式を保有していないので、そこで発生した損失を3年間経っても、株式売買益で相殺することもできず、丸々の大損でした。
持株会の株式は最終的に5倍に
一方で、私の方は、連れ合いの倍以上の合計掛け金となった後、退職し、株価が2倍近くになったところで1306(TOPIX連動型上場投資信託)に変換しました。その後、その1306(TOPIX連動型上場投資信託)はさらに2倍ほどになりました。結局、一番最初の金額からすれば5倍ほどになったわけです。
個別株式はあまりにハイリスク・ハイリターン
このように、個別株式は5倍になることもあれば、ゼロになることもあります。私は、今後、個別株式を買う気持ちはありません。儲けるよりは、心穏やかに過ごしたいのです。SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)は開始以来、平均して10%の利回りを計上しているので、それで十分だと思います。