夫婦の運用実績 2024年2月:滝川クリステル、大谷翔平、パックン

<速報>

クレカ積立上限額10万円への引き上げに伴うポイント付与率および設定可能日のお知らせ~「三井住友カード つみたて投資」

「三井住友カード つみたて投資」については、クレカ積立10万円引き上げを記念して、2024年5月買付分(4月10日まで設定分)から2024年10月買付分(9月10日まで設定分)までの積立額5万円超の部分について、ポイント付与率を最大5.0%とするキャンペーンを実施します。つまり、キャンペーン期間中は積立額10万円までに対して、これまでと同様に最大5.0%のポイント付与率を適用することになります。

■2024年5月買付分から2024年10月買付分までの「三井住友カード つみたて投資」キャンペーン 

キャンペーン終了後の2024年11月1日買付分(9月11日から10月10日まで設定分)以降については、クレジットカードの利用状況に応じた新たなポイント付与率でサービスを提供する予定です。

■2024年11月買付分以降の「三井住友カード つみたて投資」サービス内容 
※1 家族カード、銀聯カード、ビジネスカード、コーポレートカード、デビットカード、プリペイドカードなどは対象外です。
※2 年間カード利用額に「三井住友カード つみたて投資」の投信積立ご利用金額は含まれません。
※3 年間100万円以上のご利用で翌年以降永年無料
https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2024/0322_14508.html

<ここからは本題です>

20年間で3倍

2024年2月は急上昇し、過去最高額になりました。二人とも、1306(TOPIXの株式ETF)を保有していて、その合計額は1億円以上なので、最近の日本株式上昇の恩恵を受けています。

金融資産全体としては、20年間で3倍になりました。

このグラフを見ているだけでは順調に上昇したように見えますが、リーマンショック、チャイナショック、新型コロナショックなど厳しい時代もありました。

大事なことは、売らずに持ち続けることです。

芸能人の金融資産をのぞいてみましょう。

2019年10月25日の日経新聞です。


小泉氏が最多2億9000万円、すべて妻名義 新閣僚資産

第4次安倍再改造内閣で新たに入閣した15人が25日、9月の閣僚就任時の保有資産を公開した。家族分を含めた総資産は、小泉進次郎環境相が2億9001万円で最も多かった。全額が8月に結婚した妻クリステルさんの名義。15人の総資産平均は5107万円だった。小泉氏の総資産は、公開済みの安倍晋三首相や留任閣僚を含めても、麻生太郎副総理兼財務相に続く2番目の額となった。

フリーアナウンサーのクリステルさんは計2億9001万円の有価証券を保有する。内訳は、国債1億5千万円、公社債1399万円など。小泉事務所は「キャスターやCM出演などの仕事で形成した資産を有価証券で運用している」とコメントした。小泉氏本人の申告資産はなかった。


2023年12月10日の中日スポーツです。


大谷翔平の10年1015億円契約、全うすれば総収入1668億円! 英チャールズ3世国王総資産の2倍

エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平選手(29)は9日(日本時間10日)、ドジャースとスポーツ界で史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)で契約に合意した。

今季の大谷は年俸3000万ドル(約43億5000万円)に加え、米経済紙フォーブスによれば、スポンサー収入もメジャー最高額の約3500万ドル(約50億7500万円)と桁違いだ。また、プロ入りから今季までの総収入は、推定約1億ドル(約145億円)とされる。

さらに、スポンサー収入が今回同意した10年契約の期間中も仮に今季と同額だとすれば、今後10年間の総収入は、年俸と合わせて10億5000万ドル(約1523億円)。つまり、契約を全うすれば、プロ入り以降の総収入は11億5000万ドル(約1668億円)になる。

仏誌ELLEが昨年発表した英チャールズ3世国王の総資産は5億~6億ドル(約725億~870億円)。大谷の金額はあくまでも総収入で総資産とは異なるが、その約2倍を稼ぎ出す計算だ。

今年5月のフォーブス誌が発表した日本の長者番付(総資産)によれば、11億5000万ドルは石橋寛ブリヂストン監査役を上回る日本42位に相当する。ちなみに、この長者番付トップ50にビジネス関連以外の人間は一人もいない。


2021/05/05の東証マネ部です。


投資家の哲学

【お笑い芸人・パックンさん】投資を学んで人生を力強く生き抜く!ガールフレンドのパパから学んだ投資の金言とは

個人投資家の投資スタイルは千差万別。短期売買で稼ぐ人、長期保有でのんびり値上がりを待つ人、はたまた株主優待でお得な生活を送る人。いずれも肝心なのは、自分なりの哲学を持ち、投資に向き合うことだ。

そこで、個人投資家の哲学を知るべく、今回は大学講師やコメンテーターなどマルチに活躍中のパックンこと、パトリック・ハーランさんにインタビュー。

ハーバード大卒のお笑い芸人として、日本でブレイクしたパックンだが、意外にも貧しい家庭で育ったそう。25歳からコツコツと投資をはじめ、失敗を経験しながらも、“保守的”な投資に辿り着いたとのこと。投資に興味を持ったきっかけや、投資スタイルなどについて訊いた。

感情に左右された投資に後悔!そんな自分にもできる投資がある

――まず、パックンさんの投資スタイルについて教えてください。

パックン:僕の投資スタイルを一言で表すなら、めっちゃ保守的! 個別株もいくつか保有していますが、9割はファンド(投資信託)です。本業や家族との時間を大事にしたいから、毎日株価をチェックしたいとは思いません。ただ、昔は自分のことを賢いと思っていたので、いろいろな銘柄をしっかり調べて、投資していたこともあります。

――投資スタイルが変化したきっかけは、何だったのでしょうか?

パックン:インターネットバブルの崩壊で大火傷しちゃったんです。ITインフラの銘柄もいくつか買っていましたが、手放しちゃいました。保有し続けていたら、今頃すごく儲かっていたのにね。でも、当時は「もう損したくない!」という感情で売却してしまったんです。そのときに、感情で動く自分の恐ろしさに目覚めて、もう個別株の売買で儲けるのはやめようと思った、というわけ。

――でも、投資そのものはやめなかったのですね。

パックン:はい、勝負するような投資はしないと決めただけ。僕の本業はお笑い芸人です。毎日企業情報を調べるよりは、お笑い番組やライブを見て、刺激を受けて、自分のネタを書いた方がいいんじゃないかと思ったんですね。だって世の中には、ビジネススクールでちゃんと経済学を学んで、日経新聞を隅々まで読んでいる人がいるでしょ? 僕はその人たちに勝てる自信はないです。だけど、投資のメリットは理解しているから、老後の資産形成のために、世界の長期的なトレンドを踏まえた投資をしています。

――長期的なトレンドとは、たとえば?

パックン:日本は少子化ですが、ほとんどの国は人口が増加していますよね。それなら世界の建設業界は今後も伸びるはず。また、人口増加の傍ら、先進国は高齢化が進んでいくので、製薬会社やバイオテックは勢いが増すでしょう。つまり、僕がおじいちゃんになったとき、世界はどうなるだろうと想像して、僕が信じる未来に合うファンドを選ぶようにしています。

――個別銘柄を選ぶのではなく、世界が向かう先をイメージして投資する方法を選ばれているんですね。ちなみに、資産形成のゴールは決めていらっしゃいますか?

パックン:毎年の投資利益が自分の年収を上回るまで、ですね。だから、ゴールを教えると年収がバレちゃうので秘密!ちなみに、資産形成のゴールを決めたきっかけは、大学2年生頃のガールフレンドのお父さんなんです。

日米はお金に対するスタンスがまるで違う!

――どんな方だったんですか?

パックン:ハリウッドに住んでいて、セレブから依頼を受ける税理士でした。その彼が「自分の資産が自分よりも“稼ぐようになるまで”投資を続ける」と教えてくれたんです。確かにそれがベストだなと納得しましたね。もし年収1,000万円なら、2億円の資金で毎年安定して5%の利益を出す投資をしなければいけないので、なかなか大変。だから、たぶん彼は死ぬまで働けって言いたかったんじゃないかな……。

――というか、学生時代にガールフレンドのお父さんと、投資の話をするってすごいですね。そもそも日本人は家族でお金について話す機会も少ないと思うので、何と言うか、こう……日米の差を感じるエピソードです。

パックン:日本人は、お金のことを言うのは“いやらしい”とか“汚い”みたいなイメージを持っているせいか、ざっくばらんに話さないですよね。投資もギャンブルだと思っている人が多いから、投資をしている人は怪しく思われちゃう。でも、これは日本ならではの文化ですよ。あと、お金や投資の基礎を学ぶ機会も乏しいですよね。最近は、文部科学省や金融庁などの政府機関が若年層のマネー教育に力を入れているみたいなので、これから少しずつ変化するんじゃないかな。

投資を知ることは、人生を力強く生き抜くこと

――パックンさんは、投資を学ぶ意義って何だと思いますか?

パックン:最大の意義は、将来の安心が得られることだと思います。僕は子どもの頃、家が貧しくて、いわゆる生活保護を受けていた時期もありました。大学を卒業してすぐ日本に来ましたが、奨学金の返済額が何百万円もあって、めちゃくちゃ節約をして、収入のほとんどを返済に充てていました。

――そんな過去をお持ちだったんですね。

パックン:意外でしょ!? 当時、日本では、英会話教室の講師をして、月20万円くらい稼いでいたんですけど、奨学金の返済、家賃や光熱費の支払いで、手元に残るのはほぼゼロ。友達のお母さんにおかずをお裾分けしてもらったり、パン屋さんでパンの耳を貰ったりして食いつないでいたこともあります。

――いまのご活躍ぶりから想像できません!

パックン:本当は芸人で売れなかったことを理由に、帰国しようかと思っていたくらいです。デビューして売れちゃったから、想定外だったけど!だから、投資の知識はあっても、しばらくはお金がなくて投資ができなかったんですよね。実際にはじめられたのは25歳のとき。運よく芸人で売れて、少しお金に余裕ができてからですね。それからコツコツ投資を続けてきたことで、将来の安心を得ることができました。

――なるほど。投資が芸人として生きる自分を支えてくれた、ということですね。

パックン:そうかもしれませんね。あと、もうひとつの意義は、社会への関心や経済の知識が増えることです。株を買うということは、会社のオーナーになるわけですよね。そうすると、その会社の動向が気になるわけです。それによって、社会への関心の持ち方が変わってきます。個別株ではなく、インデックスファンドを持っているなら、市場の値動きが気になりますよね。なんで上がったのか、下がったのか、経済を学ぼうと思うかもしれない。

――経済を入り口に、世の中に対する好奇心を持つきっかけにもなりそうです。

パックン:そう。投資に興味を持つことで、自分の生活、仕事、社会、経済への理解度が高まる。それって、人生を力強く生き抜くことにもつながると思いますよ。そこにこそ、投資の大きな意義があるんじゃないかな。