VGK分配金2019年9月支払のお知らせ

野村證券から外国証券分配金支払いのお知らせが届きました。

バンガードFTSEヨーロッパETF(ティッカーコードはVGK)

投資アプローチは以下の通りです。

• FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
• 欧州株式市場の普通株式を投資対象とします。
• 先進国市場全域に分散しています。
• 完全法を用いたパッシブ運用です。
• ファンドはフルインベストメントを維持します。
• 低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑えます。

年間の合計分配率は3.63%

日本のETFの分配金支払は年間1回ですが、外国は4回です。VGKの場合は、6月が最も多く1.84%で、最近1年間の合計分配率は3.63%です。日本の代表的なETFである1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)やアメリカのSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)は約2%ですから、それらより高めです。

支払日 分配率
2019/10/2 0.61%
2019/6/25 1.84%
2019/4/2 0.59%
2019/1/8 0.59%
2018/10/4 0.42%
2018/7/2 2.12%
2018/4/3 0.53%

低成長

VGKの設定日は 2005年3月4日はですから、14年半の歴史があります。2005年の株価は50ドル前後で、現在と変わりありません。新興国のVWOと同様に、分配率は多少良いものの、成長はしていません。

SPYは6倍

SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の設定日は1993年1月22日です。その時に比べて現在は6倍以上の株価になっています。この間、アメリカの株に投資していた人は大成功です。さて、これからどうなるのでしょうか。誰にも分かりません。悩んだ挙句、最後はアメリカを中心に、少し、日欧と新興国に投資するのが良いのでしょうか。アメリカは6~7割ぐらいのシェアにしておきたいところです。

SPYが圧倒

トータルリターンは、ヨーロッパのVGKよりもアメリカのSPYの方が圧倒的に高い数字を維持しています。

VGK SPY
1年間 1.21% 4.11%
3年間 9.18% 13.24%
5年間 1.54% 10.70%
10年間 7.23% 13.09%
設定来 (14年)4.45% (26年)9.48%

国別のシェアは以下の通りです。スイスは人口が少ない割にシェアが高いですね。

市場別保有配分
英国 27.2%
フランス 16.1%
スイス 14.0%
ドイツ 13.7%
オランダ 5.4%
スペイン 4.7%
スウェーデン 4.7%
イタリア 4.1%
デンマーク 2.8%
フィンランド 2.0%