野村證券から外国証券分配金支払いのお知らせが届きました。
バンガードFTSEヨーロッパETF(ティッカーコードはVGK)
投資アプローチは以下の通りです。
• FTSE欧州先進国オールキャップ・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
• 欧州株式市場の普通株式を投資対象とします。
• 先進国市場全域に分散しています。
• 完全法を用いたパッシブ運用です。
• ファンドはフルインベストメントを維持します。
• 低経費によってトラッキングエラーを最小限に抑えます。
年間の合計分配率は3.63%
日本のETFの分配金支払は年間1回ですが、外国は4回です。VGKの場合は、6月が最も多く1.84%で、最近1年間の合計分配率は3.63%です。日本の代表的なETFである1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)やアメリカのSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)は約2%ですから、それらより高めです。
支払日 | 分配率 |
2019/10/2 | 0.61% |
2019/6/25 | 1.84% |
2019/4/2 | 0.59% |
2019/1/8 | 0.59% |
2018/10/4 | 0.42% |
2018/7/2 | 2.12% |
2018/4/3 | 0.53% |
低成長
VGKの設定日は 2005年3月4日はですから、14年半の歴史があります。2005年の株価は50ドル前後で、現在と変わりありません。新興国のVWOと同様に、分配率は多少良いものの、成長はしていません。
SPYは6倍
SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の設定日は1993年1月22日です。その時に比べて現在は6倍以上の株価になっています。この間、アメリカの株に投資していた人は大成功です。さて、これからどうなるのでしょうか。誰にも分かりません。悩んだ挙句、最後はアメリカを中心に、少し、日欧と新興国に投資するのが良いのでしょうか。アメリカは6~7割ぐらいのシェアにしておきたいところです。
SPYが圧倒
トータルリターンは、ヨーロッパのVGKよりもアメリカのSPYの方が圧倒的に高い数字を維持しています。
VGK | SPY | |
1年間 | 1.21% | 4.11% |
3年間 | 9.18% | 13.24% |
5年間 | 1.54% | 10.70% |
10年間 | 7.23% | 13.09% |
設定来 | (14年)4.45% | (26年)9.48% |
国別のシェアは以下の通りです。スイスは人口が少ない割にシェアが高いですね。
国 | 市場別保有配分 |
英国 | 27.2% |
フランス | 16.1% |
スイス | 14.0% |
ドイツ | 13.7% |
オランダ | 5.4% |
スペイン | 4.7% |
スウェーデン | 4.7% |
イタリア | 4.1% |
デンマーク | 2.8% |
フィンランド | 2.0% |