2018年2月までの私の運用益は新宿区西新宿の57㎡新築マンションまたは高級車15台相当:株価が急落したことを伝える意図

◎今日のグラフ:2018年2月までの私の運用益は新宿区西新宿の57㎡新築マンションまたは高級車15台相当

1月は高級車16台相当だったので、1台減少しました。1月下旬のピークのころに比べると、1千万円以上評価額が下がっています。私の場合、ETFの占める割合が9割以上ですので、上がるときも下がるときも結構ドラスティックです。しかし、がっかりすることもないですし、生活が変わることもありません。毎日、同じように季節を感じ、青空を楽しんで生きています。

◎今日のテーマ:株価が急落したことを伝える意図

2018年2月株式相場下落

日経平均株価は、5日に▲592円、6日に▲1,071円の2万1,610円となりました。テレビでも新聞でも、大騒ぎです。しかし、株価が10%、20%下落しても、世の中はそれほど変わりません。早ければ数か月、どんなに遅くても5年あれば元の通り元気になります。

不要なまでの情報の洪水

今、若者は新聞を取っていない者も多いと聞きます。スマホだけで話題になりそうなニュースを知ることができます。もし金融機関に勤めている人が、仕事上日経新聞に目を通しておかないといけない場合は、日経新聞を読んでいるでしょう。しかし、それ以外のサラリーマンにとって、日刊紙はそれほど重要なのでしょうか。日刊紙は必要のない記事が多すぎるような気がします。メディアで報じているのは、後からすれば、大した話でないことばかりという気がします。

マスメディアにおける不要なニュースの氾濫

同じことが、テレビ、ラジオのニュースにも言えると思います。一日のうち、10分か20分見たり聞いたりすれば、生きていく上で必要なニュースは収集できると思います。

知らなくてもいいニュースがマスメディアには多すぎます

それでも新聞、テレビ、ラジオは、購読者を減らさず、視聴率、聴取率を下げてはいけないので、「これは大事」、「大変だ」と騒ぎ立てます。日本のメディアは自分たちが食べていくために、大騒ぎしていると思います。メディアだけでなくそこで解説す専門家たちも、「大したことはありませんよ。2~3年すればかたづきます」と言ったら、次からそのメディアに登場できなくなるので、もっともらしいことを言っていますが、本音はどうなのでしょうか。「本当に大事なことは、戦争、ハイパーインフレなど、ごくわずかなことだけではないでしょうか。日本を離れ、海外暮らしが長くなって、日本のことを知らなくても生きていくうえで支障はほとんどないでしょう。少し困るのは日本人同士の会話に入れないくらいのことです。

自分の勢力拡大のための学問

このことは、マスメディアだけでなく学問の世界でも同様です。「これは重要なテーマです。今何とかしなければいけません。」というような言い方を学問に携わっている人はします。今、大学の教授は、大学だけでなく、外部に向かって情報を発信するノルマを大学から課せられているようです。そして実績を大学に報告しなければなりません。また、自ら新しい学会を作ったりすれば、予算も獲得できますし、大学の中で勢力を大きくして自分がボスになることもできます。

健康診断の基準

医療関係では健康診断の基準の問題があります。血圧、コレステロール、血糖値の基準は高すぎるような気がします。健康診断で要精密検査という判断を下される場合がありますが、いろいろ調べてみると、ある程度高くても問題がないということがわかります。その診断結果をきっかけにして、健康に気を付けることは良いことだと思いますが、数値を基準値内に収めるために、薬を飲んだ方がいいかどうかはよく考えた方がいいと思います。株式の業種の中で、医薬関係の企業も重要な位置を占めています。そしてその利益を獲得するために、医者にものすごいインセンティブを与えています。それが学会や自分のメリットと直結すれば、医薬会社の意向に沿うような行動をする医者がいても不思議ではありません。

マスメディアの言うことは疑ってかかる必要

マスメディアの言うことをそのまま聞かない方が良い、というのが長年のサラリーマン経験で学んだことですし、期間は短いですが、私は、持株会、確定拠出年金、確定給付年金、年金基金の理事長、役員、責任者として身に着けた知恵です。自分の資産運用でもいろいろと経験をしました。リーマンショックにしてもS&P500の推移を見ればわかりますがが、5年もたてば元通りになます。10年20年の長期運用をしてる人にとってはリーマンショックでさえも10年我慢していれば、過ぎ去った一時的な変化で、何もせずに今まで通りに行動するか、今まで通りに何もしなければいいと思います。色気を出して、難平買いしようと思うのがいいのかどうかは分かりません。それはいわばアクティブファンドの一形態であり、アクティブファンドがインデックスファンドよりもいい成績が納められるとは言えません。

ETFやインデックスファンドをBuy and Holdするのが一番

1929年の大恐慌でも25年経てば、大恐慌前のピークを越えて、その後はどんどん上昇しました。リーマンショックは5年で回復しました。日経平均の1989年の最高値も、表面上の数値はまだ超えることができませんが、株式分割や配当金も加えれば、10年ほど前に超えたようです。フィデリティー証券の調査によれば、個人の資産運用で最も良い成績を収めた人は、自分のポートフォリオを忘れてしまった人だそうです。Buy and Hold、つまりETFを買ったら、何もしないで放っておくのが一番だと思います。私も連れ合いも、買ったETFは、まったく手を付けずにおいて、利益が出ています。