2018年5月までの私の資産運用益は中央区東日本橋の65㎡新築マンションまたは高級車14台分に相当:未来の株式相場

◎今日のグラフ:2018年5月までの私の資産運用益

株式のETF中心の運用

中央区東日本橋の65㎡新築マンションまたは高級車14台分に相当します。5月の末になって、米朝問題、イタリアの選挙関係の問題が再燃したために円高になりました。その結果、株式、為替がダブルで効いて、運用益が減少しました。何しろ、金融資産の8割以上を国内、海外の株式で運用しているので、世界の政治問題が敏感に反映します。

◎今日のテーマ:未来の株式相場

未来の相場は分かりません。

株式やETFの相場は、明日どうなっているでしょうか。来月、あるいは来年どうなっているでしょうか。10年後、20年後どうなっているでしょうか。当然、これは分かりません。自分の人生も将来どうなっているかわかないのと同じです。

過去の評価も変動するもの

逆に、過去を振り返って、自分の人生が良かったかどうかということは、現時点で仮の判断を出すことができても、その評価は将来変わるかもしれません。自分の人生が良かったかどうかは、人生の最後の3年が良かったと思えるかどうかで決まる、と言った老人がいました。最後の3年が良ければ、それまで、どんなに苦労しても、それが報われるということです。逆に、最後の3年が良くなければ、それまでが良くても、残念な一生ということになるかも知れません。

SPYのトータルリターンは突然終わるでしょうか。

SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の過去25年間のトータルリターンは年平均で9%を超えています。この流れ・勢いが突然終わってしまうようには、とても思いにくいのです。一方で、今のままの勢いで100年維持されることはないだろうとも思います。やがて上昇の勢いが緩やかになるか、断続的に上昇し、やがて上昇の程度と頻度がかなり落ちていくのだろうと思っていますが、それでも当面はアメリカの経済が世界を引っ張っていくような気もします。

将来のことはあまり考えない。

どちらにせよ、将来のことは分からないので、あまり考えずに、当面、株価が半分になってもいいという覚悟の下で、投資を行っていこうと思います。

ETFは損切する必要がない

7年ほど前に、退職金などの手元資金を元に1306と外貨MMFを購入しましたが、1年目は10%近く評価損を出しました。私は損切りということはしませんし、ETFと外貨MMFは損切りをする必要のない商品ですから、そのままにしておいたところ、翌年には完全に盛り返し、累計でプラスになりました。その後、順調に総資産が増加したものの、その数年後チャイナショックで数か月の間に20%程度評価損を出しました。それでも現在は、それ以前の評価損をはるかに上回る状況です。

Buy and Hold

私は1306とSPYであれば、じっと持ち続ければ、必ず、・・・、おそらく、・・・、たぶん、総資産は増加するだろうと思っています。ですからこのまま、損切りをせずに、我慢したり、苦しんだりを経験しながらも、将来的には良い結果になるだろうと信じます。

アメリカ人の見るグラフは成長し続けるアメリカの株式

日本では、1990年前後のバブル期を含む日経平均のグラフしか見ていない人が多いのだろうと思いますが、あのグラフを繰り返し見ていると、日本の株式やETFに投資しようという勇気を持つ人は、それほど多くないのだろうと思います。一方で、アメリカ人は、ダウ、ナスダック、S&P500のグラフを繰り返し見ているのでしょうから、株式に投資することが、ごく自然な行動になると思います。日本人もダウ、ナスダック、S&P500のグラフを繰り返し見るチャンスがあればいいのになあと思います。