私のポートフォリオの比較

◎今日のグラフ:ポートフォリオの比較

2018年現在、84%がETF

私の現在のポートフォリオは、3割が国内株式のETF、4割がアメリカ株式のETF、ヨーロッパ・新興国株式のETFが15%で、それ以外が年金などです。これは最初から最終像が出来上がっていて、計画的に転換したわけではありません。

2010年4月のポートフォリオです。

2010年、銀行預金5割株式2割

8年半前の2010年4月のポートフォリオは、銀行預金5割、外貨MMF1割、持株会で積み立てた個別株式2割、それ以外が年金などでした。銀行預金が5割なので、不必要に多かったと言わざるを得ません。当時は、日本銀行の異次元金融緩和がスタートしていないので、インフレ率ゼロ近辺かデフレ状態にありました。

銀行預金とETFでは大差

仕方っがって、銀行預金で持っておいても損はしないと安易に考えていたのかも知れません。しかし、その頃でも、アメリカの株式市場は順調に成長していたわけですから、日本の銀行預金との差は年利回り8%程度だろうと思われます。

運用しなければ、ただの知識

新聞、テレビなどで、株式市場、為替変動などのニュースや解説を見聞きしていましたが、自分で実際に資産運用しないと、ただの表面的知識として頭を通り過ぎるだけです。100万円でも200万円でも、自分のお金で投資すると、切実とした問題として感じられるようになるものです。

銀行預金、外貨MMFから外貨ETFへ移管

65歳くらいまでの収入の見通し、将来の年金額が明確になるとともに、支出予測もはっきりしてきたので、定期預金のような元本保証の資産が不要になりました。一方で、SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)などの外貨ETFに資産分散した方が資産運用の成績が良くなるだろうということが分かってきたため、それを実行したことによります。

数年に分けて時間分散

2010年の資産運用時点で現在のような知識があれば、もっと早く外貨ETFを購入していたと想定できますが、為替変動や株価の変動リスクを考えれば、一度に全額を最終ポートフォリオにするのではなく、例えば5年くらいの時間をかけて、少しずつ定期預金や外貨MMFを外貨ETFに変換していただろうと考えます。資産分散は、地域だけでなく、時間についても行う必要があると思うからです。いわゆるドルコスト法ですね。3年をかけて毎年1回ずつでは少し分散度合いが低いかと思います。

外貨ETFの相場変動・為替変動

5年をかけて平準化すれば、為替や相場の変動リスクをかなり軽減できると思います。このことは、別に計算したわけではありませんが、SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)やVGK(バンガード®・FTSE・ヨーロッパETF)などの価格のグラフを見れば、感覚的に納得できるかと思います。