生活費補填のために1306を一部売却

◎今日のテーマ:1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を50万円売却

NISAの1306を売却

生活費に使うために、NISAの1306を50万円ほど売却しました。NISAの1306を始めて買ったのは、3年前なので、2年後に売却できればベストですが、生活費に必要なので止むを得ません。

インターネット取引

国内のETFや株式については、電話注文でなく、インターネットで取引すると、手数料があまりかかりません。東京証券取引所の開いているときであれば、その時点の価格を入力すると瞬時に取引が成立します。

日本の大型ETFなら「成行」

今回は、日曜日に予約発注しました。アメリカのETFを買う時は「指値」で発注しますが、1306の取引量は1日50億円と非常に大きく、「成行」でも問題ないので、今回も「成行」で発注しました。

3営業日後にMRFに振り込み

月曜日の朝、私が仕事をしている間に取引が成立しました。取引が成立すると、野村証券のMRFに代金が振り込まれるのですが、当日ではなく3営業日後です。そして、「投資信託 取引報告書」という葉書が郵送されてきました。記載されている項目は以下の通りです。

  • 銘柄名 TOPIX連動型上場投資信託 ( 1306 )
  • 数量(口)
  • 手数料(消費税込み) 約0.91% (約定代金によって変動します。)
  • 精算金額= 約定金額 ― 手数料

ネット証券と比べて1桁高い手数料

手数料が高いですね。SBI証券なら、約定代金50万円までは270円(0.054%)、約定代金100万円までは525円(0.053%)ですから、大きな差があります。しかも、買う時と売るときの2回払うので、ばかにできません。さらに言うと、今回は、購入と売却の間が3年しかありませんから、けっこう重く効いてきます。

今後はSBI証券などのネット証券の利用が有利

やはり、今後は、SBI証券などのネット証券の利用を考えようと思います。また、私や連れ合いは野村証券をメインにして、SBI証券をサブという位置づけにしていますが、子供たちの世代は、逆にSBI証券がメインで、野村證券がサブという位置づけが良いように思います。

個別株式は保有せず

今回は生活費補填のために1306を売却しましたが、私は国内のETFは1306しか持っていませんし、個別株式は全く持っていません。

1306とSPYは、それぞれ日本と世界で最大のETF

1306は、日本最大のETFです。また、アメリカ最大(そして世界最大でもあります。)のETFであるSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)も、私の資産全体の3割を占めています。両銘柄ともに、競争相手の1308やVOOよりも、運用管理費用(信託報酬)が少し高めですが、そこは純資産額、1日あたり取引額でカバーしていると思います。

顧客第一主義で考えるなら1306、SPYなど

最近の新聞、雑誌などには、アクティブファンドや新発売のインデックスファンドなどが、脚光を浴びる書き方をされていますが、歴史も規模も大きい1306、1308、SPY、VOOは安心して購入できると思います。三菱UFJ銀行などのメガバンクや、野村証券などの対面証券会社は、手数料の稼げるアクティファンドを売りたいのです。そして、それらの金融機関が大手広告主である新聞や雑誌は、1306やSPYを記事にすることはめったにありません。しかし、コストと安定的リターンを考えれば1306、SPY等を選択することが賢明であることが分かると思います。