VWO、VGK、VOOの分配金

◎今日のグラフ:野村証券から「外国証券 分配金支払いのお知らせ」届く

バンガード社のVWO、VGK、VOOの分配金が支払われます。

VWO:バンガード社の新興国ETF

VGK:バンガード社のヨーロッパETF

VOO:バンガード社のアメリカS&P500ETF

1年4回の分配金

バンガード社の分配金は年間4回です。1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)は、日本円で分配金が支払われますので、引き出して生活費に充てたりしますが、外貨ETFの分配金は外貨なので、そのままUSMMFで貯めておきます。ある程度まとまったところでVOOなどの外貨ETFを追加購入することとしています。

ETFの分配金は再投資するなら非効率

分配金を受け取ると、そのたびに税金を支払い、かつ、USMMFで保管している時間はETFに再投資しないので、できれば、インデックスファンドのように自動的に再投資してもらえると便利なのですが、仕方がありません。ただし、私のように、SPYの分配金をVWO等他のETF購入に使う場合には、便利な仕組みです。私としては、SPYの比率が全金融資産の3分の1を占めていますので、SPY以外のETFを購入したいと考えています。

VWOの純資産額は6兆円

VWO(新興国ETF)の経費率は0.14%、純資産総額は562億ドルです。2018年にアメリカが利上げを重ねているので、新興国のETFであるVWOは、最近元気がありません。分配金は、10月が一番高くて1.18%(1口40.32ドルとして計算)です。4回の分配金を合計すると、2.60%です。

VGKの純資産額は2兆円

VGK(ヨーロッパETF)の純資産額は、160億ドルですから、2兆円弱です。運用管理費用(信託報酬)は、0.10%です。最近1年間のトータルリターンはマイナスですから、世界株式相場で元気なのは、ダントツでアメリカ、その次に日本ということのようです。分配金は7月が1.98%と、飛びぬけて高く、年間を合計すると3.44%です。ヨーロッパの企業の配当金は、日米よりも高いようです。

VOOの割合

VOOは、SPY、IVVと並ぶアメリカS&P500の3大ETFの一つです。私のポートフォリオの中では、SPYが34%、VOOが3%です。SPYの割合が大きくなったので、資産分散の意味から、S&P500を追加購入するときはSPYでなく、VOOを選択しています。

ウォーレン・バフェット

VOOは、アメリカの投資家・資産家ウォーレン・バフェットが、自分の死後、相続財産をVOOで運用するように指示しています。VOOは運用管理費用(信託報酬)が0.04%で、最も低く、バンガード社が低コストを徹底していることに共感しているようです。バフェットは、フォーブス誌の2018年長者番付で、1位アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(資産額は1600億ドル(18兆円))、2位ビル・ゲイツ(970億ドル)、に続いて3位(883億ドル)です。

VOOの配当は年間1.72%

VOOの配当は、4回とも0.4%台で安定しています。4回合計で1.72%です。日本の株式の配当率も同程度です。日米は、欧州・新興国より分配金が少ないようです。