お金のたまるコツ3

<昨日からの続き>

◎今日のテーマ:お金のたまるコツ3

④ カードのポイントを気にしない

ポイント制を取るところは高い?

私は、カードのポイントをあまり気にしません。私の兄弟は、「どこそこのスーパーはポイントがたくさんついて得だ。」とか言うのですが、そのスーパーの値段は高いのです。概して、ポイント制を取っていないところの方が、元の価格が安いようです。元々、ポイント制を取るところは、囲い込みの手段として、ポイント制を導入しているのですが、プライベート・ブランドを開発したり、ナショナルブランドを安く販売すればポイント制は必要ないはずです。

ポイントは重要でない

現実に、私の住宅エリアのスーパーの価格や商品を比べると、その傾向は明らかです。逆に、カードを作るためには登録料100円を払わなければならないスーパーの方が、価格が安いと感じています。ポイントのことは気にせず、必要なものを、特定のスーパー、八百屋、魚屋で買っています。買い物のポイントを気にするより、資産運用の方法を気にした方が、何倍も得だと思います。

⑤ 専門家に頼らず、できるだけ自分でやるように心がける

司法書士に依頼せず

相続で、不動産の書き換えが必要な時に、司法所書士に依頼せずに自分で登記しました。その数年前に、義理の兄弟が自分で登記したと聞いて、自分でもそうしようと思いました。数億円もする相続なら別ですが、それほど多額な相続でありませんから、法務局に何度か事前相談してから、登記しました。最終的には、専門の職員がかなり修正しましたが、無事登録ができました。

相続税も税理士を使わず

その後税金に関しても自分でできるだろうと考えて、相続税の申告の時も税理士に相談せずに申告しました。平成27年から相続税が増税になったので、それまでなら控除の範囲内だったのですが、わずかながら税金がかかることになってしまいました。そのわずかな税金のために、わざわざ税理士に依頼するのも、ばかばかしいので、自分で税務署に数回言って、無事申告と納付を済ませました。頓珍漢な記入をしていた部分もありましたが、必要な添付書類さえ用意できれば、あとは税務署職員が教えてくれます。

開きの網戸を連れ合いと一緒に制作

引き戸の網戸は通常、金網ですが、開き戸の場合はプラスチック製の折り畳み式網戸です。金網と違って、数年経つとプラスチックが劣化します。そのため、穴が開いて虫などが入って来ました。プラスチック製の戸を注文すると10万円ほどかかると言われました。そこで、私と連れ合いは、ホームセンターで、木材、金網などを買って自分たちで網戸を作りました。これは折り畳み式ではなく、戸自体を取り外す必要がありますが、2~3秒余計にかかるだけで、耐久年数はほぼ永久になりました。二人で作ったという嬉しさもあり、自作した良かったと思います。

インターホーンの取り付け

インターホーンも10年以上たったため、故障してしまいました。買い替えざるを得なくなりましたが、取り換えるためには、取り付け工事が必要です。近所の電気屋などに聞くと、2~3万円かかると言われました。思い切って、インターホーン自体はヨドバシカメラで買って、自分で取り付けました。やってみると、けっこう簡単にできました。

自分でやれば物語ができる

以上のように、数万円から数十万円かかるものは、できるだけ自分でやるようにしています。そうすると、うまくいけば言ったでうれしいし、失敗してもそれなりの思い出になります。つまり、物語性が付加されるのです。最近の旅行は、見物だけでなく、いろいろと経験して物語性を付加するものが増えています。毎日の生活でも、いろいろ工夫したり、チャレンジすると楽しいものです。

自分で苦労することが大事

山田洋二監督が子供の頃、田舎のおじいさんの家に行った時の話です。おじいさんから、お風呂に井戸の水を入れてくれ、と言われました。洋二少年は不満そうな顔をしました。すると、おじいさんは「いちいち水を汲まないで、もっと楽に入れられるように工夫すれば良い、と思っているんだろう。でも、重い水を苦労して汲んで入れることが大事なんだ。」と言いました。私は、この話を時々思い出しています。