お金のたまる習慣6

<昨日の続きです>

◎今日のテーマ:お金のたまる習慣6

⑧投資が好き

雑誌では、投資が「好き」という言葉を使っていましたが、「好き」というよりは「関心がある」と言った方が適切かもしれません。私は、経理、企業年金、厚生年金の仕事に携わってきたので、多少なりとも投資には、関心がありました。しかし、「好き」というほどではありません。

結論は、SPYと1306

その「関心」を使って、どんな方法が良いのかを調べた結果、「SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)と1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を中心としたETFの長期保有による資産運用」にたどり着いたのです。

長期なら安全圏に移行できる

この方法は、短期間の運用なら一見大胆な投資に見えますが、10年保有し続ければ安全圏に移行できる、かなり安全な方法だと思います。投資に関心がなければ、このような結論には達しなかったと思います。

個別株式も、分散・長期の保有なら安全圏に

それでは、ETFやインデックスファンドよりも、もっと積極的な「個別株式による投資」は、どうなのでしょうか。「個別株式による投資」は、ある程度た銘柄であれば、ETFやインデックスファンドの投資と同様に、長期投資で安全圏に突入できると思います。ただし、リスクを高めないためには十分な分散投資が必要です。また、個別株式は、価格の上下移動が激しいので、それに対応できる胆力が必要です。私は、株式価格の上下動で不安になるのは嫌なので、個別株式は買いません。

アクティヴファンド

アクティブファンドについてはどうかというと、購入手数料、運用管理費用(信託報酬)が高いにもかかわらず、それ以上にリターンが大きい年が多いために、相変わらず証券会社、銀行の窓口を中心に売れているようです。しかし、安定的に資産を増やしたいのであれば、ETFやインデックスファンドが好ましいと思います。多少のリスクとコストを覚悟で株式を楽しみたいのであればアクティヴファンドではなく、十分に分散化した個別株式運用が良いのではないかと思います。私は、ETFとインデックスファンドで運用して、余裕時間は、他の趣味に当てたいという考えです。

投資に無関心の人

逆に、投資に関心がないとどうなるでしょうか。この典型例が、私の連れ合いだと思います。十数年前まで、保有していた資産は、「勤めていた会社の持株会株式と銀行預金だけ」でした。勤めていた会社が倒産してしまったため、持株会株式は、価値がゼロになってしまいました。私がETFによる運用を説得しなければ、銀行預金は銀行預金のままで、金利がゼロのままだったでしょう。

高級車1台と高めの大衆車1台

現在は、銀行預金のかなりの部分をETFに変換したために、高級車1台と高めの大衆車1台の合計2台分の評価益が出るまでになりました。最近は、NHKのニュースの株価情報にも関心があります。ただし、為替水準については、まだよく分かっていないようです。