2018年10月の私のポートフォリオ

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」に投票しました。

◎今日のテーマ:2018年10月の私のポートフォリオ

つみたてNISA

今月は、つみたてNISAの「野村つみたて外国株投信」を33,000円積み立てた以外の取引はしていません。

日経平均3000円下落

ポートフォリオ全体として、先月末は調子よかったのですが、今月は、日経平均が3000円減少し、アメリカ等世界的に大幅下落しました。

1306は700万円下落

国内の株式関係は、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)しか持っていません。2012年の初めに、私がかつて勤めていた持株会株式を全額売却して、1306(特定口座)を買いました。その後、日本銀行の異次元緩和で2倍以上になりましたが、今月は評価額が約700万円減少しました。

外貨ETFも軒並み下落

SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)も600万円下落しました。VWO(バンガード社の新興国のETF)、VGK(バンガード社のヨーロッパのETF) 、VOO(バンガード社のS&P500のETF)も軒並み減少しました。私のポートフォリオは、株式のETFの割合が大きいので、変動幅も大きいのです。iDeCoも、全額を外国株式で運用しています。

今後の方針

ETFは売るつもりも、必要性もありませんので、持ち続けるだけです。アメリカの中間選挙が終わると変化があるかもしれません。株式の将来のことは誰にも分かりません。

◎今日のグラフ:日米欧の家計の金融資産

 

日本銀行が8月に発表

日本銀行が、先進国の金融資産構成を毎年発表しています。今年も2018年8月に発表になりました。例年と大きな違いはありませんが、内容を確認します。国別の特徴は以下の通りです。

現金・預金の多い日本

日本は現金・預金が52%と過半を占めているのに対し、米国は13%と非常に小さくなっています。ユーロエリアは33%なので、ちょうどその中間です。日本は、20年以上物価上昇がなかったことと、利回りの高い金融商品がなかったことから、現金・預金が多かったと思われます。私自身も退職金等を受け取って、その一部をしばらく大口定期に置いたまにしました。

アメリカは株式投資

一方、アメリカは、1990年代、2000年代もインフレが続いていましたし、株式市場は上昇していました。その結果、当面の生活費を現金・預金にして、それ以外は投資信託と株式等にしたと考えられます。

金融資産の増えたアメリカ

注目すべきことは、単に資産の種類が異なっているだけでなく、その後の資産の金額に差がついたということです。

SPYの価格推移

アメリカの株式相場を反映する代表的ETFのSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の価格変動を見ます。SPYは設定時の1993年1月に44ドルでした。9月の時点で287ドルになっています。つまり、25年で6.5倍になったのです。日本では信じられないような上昇ですが、アメリカでは多くの人が恩恵を受けている数字なのでしょう。しかし、SPYを買うことは、日本において、誰でも可能なのです。