◎今日のテーマ:自分の働きとETFの働き
1日働いて1万円
連れ合いがいつもより30遅れて、パートの勤め先から帰って来ました。「今日は、30分残業したから950円の残業代を稼いだ。明日の朝も、30分早出をして、950円稼げる。1日7時間働いて1万円か。」と言いました。
評価額が10万円上昇
パソコンで、野村證券の保有資産評価合計を見ると、昨日より10万増えていました。「私が1日働いて1万円。私のお金が一日働いて10万円か……。」もちろん、毎日10万円ずつ増えるわけではありません。その次の日は、日米の株式相場が下がったので、評価額は20万円下落しました。一喜一憂しないことです。
今年2月は1週間で1400万円下落
私の資産評価額も、相場変動が少ない時期でも毎週100万円程度は上下します。今年最大の下げ幅は、2月の初めで、1週間で1400万円下がりました。特に心配したという記憶はありませんし、敢えてこのブログに書くこともしなかったと思います。10年、20年と長期で保有すれば、勝手に増えてくれるだろうと信じています。
S&P500のETFを追加購入
今日の午後、野村証券から連れ合い宛に「外国株式等 取引報告書」という葉書が届きました。実は、連れ合いは最近、外貨ETFを追加購入したのです。野村証券で外貨ETFを購入する場合は、電話で申し込み、その夜以降ニューヨーク証券取引所で購入することになります。前日の市場価格を参考にして指値で発注します。
アメリカの「成行」注文は危険
最初の頃に、日本と同じやり方で「成行(なりゆき)で」と私が言ったところ、野村証券の担当者が「アメリカの『成行』は本当に成行になってしまうことがあるので危険です。指値(さしね)にした方が良いですよ。」とアドバイスしてくれたので、その後は必ず、「指値」で発注をかけています。
アメリカのETFは「指値」注文
前日の価格をインターネットで調べて、その価格より少しだけ低い値段で指値します。単価と同時に口数も言います。野村証券の場合、発注すると一定期間は有効ですが、その期間内に売買が成立しないと無効になります。その場合にはもう一度発注する必要があります。今回は、その晩のうちに売買が成立しました。
指値以下で買えることもある
実は、指値で売買が成立したのではなく、それよりも1円以上安く買うことができました。指値とはいっても、それより安く買える時は融通を利かしてくれるというわけです。売買が成立すると、売買の原資となる外貨MMFの適用レートについて、確認の電話がかかって来ますので、了承の返事をします。
USドルのMMF以外の外貨MMFはスイッチング
また、USドルのMMF以外の外貨MMF、例えば、オーストラリアドルMMFなどを原資にするには、それをUSMMFに変換しなければなりません。それをスイッチングと言います。電話で口頭了承をすると、売買が正式に成立して、数日後に「外国株式等 取引報告書」が届きます。その報告書に記されている主な項目は以下の通りです。
- 銘柄名
- 数量
- 単価
- 現地約定金額
- 現地手数料 0.3%
- 為替レート
- 国内手数料 0.9%
- 国内消費税 0.08%
国内手数料には、野村証券に払う売買手数料と為替手数料が含まれます。手数料は、アメリカで約0.3%、日本で約1.0%(正確には0.98%)かかりました。
対面証券会社会社よりネット証券会社の方が安い手数料
これらの数字は、売買金額によって変動し、取引金額が大きくなるほど、パーセンテージは小さくなります。また、野村証券より、SBI証券などのネット証券の方が安くなります。しかし、売買手数料は、毎年かかる訳ではなく、売買の時だけなので、一年あたりに直すと僅かだと割り切っています。
ネット証券より野村證券の方が安心
連れ合いは、SBI証券のようなネット証券には不安感があるようで、野村証券のような大手対面証券会社の方が安心できるのだそうです。