◎今日のグラフ:日経平均インデックス
三井住友・225オープンのトータルリターン
昨日は、三井住友銀行で扱っている「三井住友・225オープン」と「<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 」のコストの比較をしましたが、今日は1年トータルリターンの比較です。それぞれ、12.9%と13.3%です。右のグラフは日経平均ですが、両商品と比べると、2%弱下回っていますが、それは分配金が含まれていないためです。従って、両銘柄ともにベンチマークから乖離していません。・・・と言いたいところですが、三井住友は少し離れていますね。理由は分かりません。
三井住友・225オープン | <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均 インデックスファンド |
日経平均株価 |
12.9 | 13.3 | 11.3 |
純資産総額
私は、投資する商品を選ぶ基準として、コストと純資産総額を確認します。そこで両銘柄の純資産総額を見ます。三井住友が約600億円、ニッセイが約30億円ですから、約20倍になります。この差は、コストとは逆の形になっています。
三井住友・225オープン | <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド |
599 | 30 |
三井住友・225オープンは20年選手
その理由は、ファンド設定日、つまり、いつこの商品を始めたのかに関係していると思います。
三井住友・225オープン:1998年11⽉11⽇
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド :2016年11月21日
従って、三井住友の20年に対して、ニッセイは1年半です。
総合評価
結論としては、三井住友・225オープンはコストが高すぎると思います。一方、<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド は、TOPIXでないので、市場のインデックスとしては望ましくないと思います。代わりに、ニッセイTOPIXインデックスファンドが望ましいと思います。純資産総額
は176億円、運用管理費用(信 託 報 酬)は0.17172%です。
SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチ®ファンド
三井住友銀行の投資信託の第2位は、SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチ®ファンド愛称:あんしんスイッチ®です。プロテクトラインは、設定時の基準価額10,000円に焚いて9,000円です。基準価額がプロテクトラインまで下落した場合は繰り上げ償還となります。つまり、9,000円で損切りするということです。購入手数料が無料ということと、大きな損失が発生しないということが、このファンドの特徴だと思います。
コスが高い
運用管理費用(信託報酬)・保証料は、1.4404%(税込)以内、私はインデックスファンド以外は、関心がありませんので、検討はここまでとします。
(明日に続きます。)