世界最大とバフェット推薦
世界最大のETFは昨日のブログのSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)ですが、一方で、ウォーレン・バフェットが推薦する投資金融商品はVOOです。この2銘柄は、世界のETF市場でどの程度の規模なのでしょうか。
1位、4位
第1位のSPYは約48兆円、第4位のVOOは約31兆円です。VOOがSPYに比べて劣っているということではありません。SPYは1993年の発売で、VOOは2010年の発売ですからスタートが遅かったのです。しかもアメリカの株式ETFとしては、全米を投資対象としたVTIが2001年の発売で先行していたので、まだ追い付いていないという状況です。VOOはこれからも純資産総額を膨らませていくと思われます。
Symbol
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Name
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AUM
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Avg Daily Share Volume (3mo)
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SPY | SPDR S&P 500 ETF Trust | $427,446,000.00 | 70,576,266 |
IVV | iShares Core S&P 500 ETF | $323,611,000.00 | 4,022,624 |
VTI | Vanguard Total Stock Market ETF | $290,960,000.00 | 3,334,247 |
VOO | Vanguard S&P 500 ETF | $274,737,000.00 | 4,411,393 |
QQQ | Invesco QQQ Trust | $207,695,000.00 | 39,825,648 |
SBI証券の人気ファンド第1位銘柄もVOOで運用
更に、SBI証券の投資信託の販売金額人気ランキングは以下の通りですが、その第1位の銘柄は、このVOO(バンガード・S&P500 ETF)で運用しているのです。
1位 SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
2位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
3位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
4位 SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
5位 ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)を見てみましょう。
ファンドの目的・特色
米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
ファンドの特色
1 米国株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。
SBI・V・S&P500インデックス・マザーファンド受益証券への投資を通じて、S&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
2 S&P500指数に連動するETF(上場投資信託証券)に投資します。
バンガードが運用を行う「バンガード・S&P500 ETF」を実質的な主要投資対象とします。
3 組入外貨建資産については、為替ヘッジを行いません。
それでは、ここからはバンガード社のVOOの翻訳です。
製品概要
- 米国最大の企業500社を代表するS&P500インデックスの株式に投資します。
- 目標は、インデックスのリターンを綿密に追跡することです。これは、米国の株式リターン全体の指標と見なされます。
- 投資成長の可能性が高い。 株価は、債券を保有するファンドよりも急激に上下します。
- あなたのお金の成長が不可欠である長期的な目標により適しています。
ETFの事実
- 資産クラス:国内在庫-一般
- カテゴリー:ラージブレンド
- IOVティッカーシンボル:VOO.IV
- 経費率:2021年4月29日現在 0.03%
- CUSIP:922908363
- ETFアドバイザー:バンガードエクイティインデックスグループ
価格と利回り
- 市場価格:2021年11月11日現在$ 426.45
- 純資産総額:2021年11月11日現在 $ 426.48
- 30日間のSEC利回り:2021年10月31日現在 1.23%B
- プレミアム/ディスカウント:0.04ドル
リスクの可能性
リスクレベル4
中程度から積極的なファンド
中程度から積極的と分類されるバンガード ファンドは、幅広く分散されていますが、実質的にすべての資産を普通株で保有しているため、株価の大きな変動の影響を受けます。 これらのファンドは、長期的な投資期間 (10 年以上) を持つ投資家に適している可能性があります。
パフォーマンス
平均年間収益 2021年10月31日現在
1年間 | 3年間 | 5年間 | 10年間 | 2,010年9月7日設定以来 | |
VOO | 42.89% | 21.44% | 18.89% | 16.17% | 16.05% |
S&P 500 Index (ベンチマーク) | 42.91% | 21.48% | 18.93% | 16.21% | 16.09% |
10,000ドルの仮想成長 2021年10月31日現在
10,000ドルが10年間で44,783ドルに増えたことになります。
ポートフォリオ構成 株式セクターの分散化
セクター | S&P 500 ETF2021年8月31日現在 | S&P 500インデックス (ベンチマーク)2021年8月31日現在 |
コミュニケーション・サービス | 11.30% | 11.30% |
一般消費財・サービス | 12.40% | 12.40% |
生活必需品 | 5.80% | 5.80% |
エネルギー | 2.70% | 2.70% |
金融 | 11.40% | 11.40% |
ヘルスケア | 13.30% | 13.20% |
資本財・サービス | 8.00% | 8.00% |
情報技術 | 27.60% | 27.60% |
素材 | 2.50% | 2.50% |
不動産 | 2.60% | 2.60% |
公益事業 | 2.40% | 2.50% |
特徴 2021年9月30日現在
株式数:510
純資産合計に資金を提供する:7,702億ドル
10の最大の保有の純資産:29.2%
外国の持ち株:0.0%
バンガードS&P 500 ETF(VOO)
2021年9月30日現在
順位 銘柄 割合
1.Apple Inc. 6.10%
2.Microsoft Corp. 5.80%
3.Alphabet Inc. 4.20%
4.Amazon.com Inc. 3.90%
5.Facebook Inc. 2.20%
6.Tesla Inc. 1.70%
7.NVIDIA Corp. 1.40%
8.Berkshire Hathaway Inc. 1.40%
9.JPMorgan Chase&Co。 1.30%
10.ジョンソン・エンド・ジョンソン 1.20%