効率的かつ安全な投資
今月もつみたてNISAを33,000円自動的に掛けただけで、変化はありません。各銘柄の割合も先月と同じです。売り買いがないので、つまらないと思う人もいるでしょうが、この方法こそ、最も効率的かつ安全に資産を増やす方法です。
1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))
連れ合いの投資の4割を占める1306の現状を確認します。私(江戸庄蔵)は通常、各銘柄の月次レポートを利用しています。
■ファンドの目的
TOPIX(対象指数)に連動する投資成果を目指します。
■TOPIX
東証市場第一部に上場しているすべての日本企業(内国普通株式全銘柄)を対象とした、時価総額加重型の株価指数です。TOPIX は、1968年1月4日を基準日とし、基準日の時価総額を100ポイントとした場合、現在の時価総額がどの程度かを表します(算出開始日:1969年7月1日)。
⇒1部上場がプレミアム市場に変わると、1306の株価にどう影響するにか、今はわかりません。
ファンド情報 2021年12月30日現在
- 設定日:2001年7月11日 ⇒ 20年以上たちました。
- 上場日:2001年7月13日
- 決算日:毎年7月10日
- 純資産総額:164,282.7 億円
- 基準価額(100口当たり):207,487 円
- 配当利回り(年率):2.2% ⇒ S&P500より高い。
分配金(100口当たり、課税前)
- 2021年7月 3,660 円 ⇒ 実額はほぼ毎年増加
- 2020年7月 3,290 円 ⇒ 新型コロナウイルスで減少
- 2019年7月 3,330 円
- 2018年7月 3,050 円
- 2017年7月 2,600 円
トータルリターン
⇒ S&P500に比べると見劣りしますが、常にこの程度を確保してくれれば十分です。
- 1年トータルリターン:6.89%
- 3年トータルリターン:9.75%
- 5年トータルリターン:7.37%
資産内容
- 業種別配分 純資産比
- 電気機器 19.8% ⇒ 日本は製造業の国です。
- 輸送用機器 8.0%
- 情報・通信業 7.8%
- 化学 6.6%
- サービス業 6.2%
- その他の業種49.8%
組入上位10銘柄 業種 純資産比
- トヨタ自動車 輸送用機器 3.8%
- ソニーグループ 電気機器 3.3%
- キーエンス 電気機器 2.4%
- リクルートホールディングス サービス業 1.9%
- 東京エレクトロン 電気機器 1.5%
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ 銀行業 1.4%
- 日本電産 電気機器 1.3%
- 信越化学工業 化学 1.2%
- HOYA 精密機器 1.2%
- ダイキン工業 機械 1.2%
1.トヨタ自動車
乗用車やトラック、バスなどを世界中で製造および販売、賃貸、修理。同社は住宅の建設・販売やプレジャーボートの製造、レーダークルーズコントロールや自動料金徴収システムなどの高度道路交通システムの開発も行う。子会社を通じ金融サービス事業も営む。
2.ソニーグループ
電子製品メーカー。電子製品を製造・販売し、関連ソリューションを提供する。テレビ、カメラ、携帯電話、オーディオ・ビデオ製品、ゲーム機器などを製造。ゲーム制作、映画制作、音楽制作、その他の事業も手掛ける。
3.キーエンス
コンピューター導入による工場生産の自動化(FA)機器用のセンサーや制御・計測機器、ハイテクホビーなどの製造を行う。同社の製品には、光ファイバー・ 光電子センサー、プログラマブル論理制御(PLC)機器、レーザーマイクロメーター、バーコード読み取り機、ラジコンカーなどを含む。
4.リクルートホールディングス
人材サービス会社。人材技術、マーケティングメディア、人材派遣サービスを提供する。求人検索エンジン「Indeed」、およびオンライン求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。日本および国外で広告サービス、人材ソリューショ ン、人材派遣サービスを手掛ける。
5.東京エレクトロン(Tokyo Electron Limited)
工業用電子製品メーカー。半導体製造機械、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造機械、太陽光発電(PV)製造機械、電子部 品などを製造する。日本、米国、台湾などの国で事業を展開。
6.三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)
三菱東京フィナンシャル・グループおよびUFJホールディングスの合併によって設立された持株会社。傘下子会社を含むグループの経営管理ならびに付帯業務を行う。同グループは、主に商業銀行および信託、国際金融、資産運用、投資銀行などの投融資サービスを提供。
7.日本電産
世界有数の小型精密モーターメーカー。同社の製品は、主にハードディスクや光ディスクドライブに使用される。 主力市場を家電および自動車の分野へ拡大。 積極的なM&A活動で、世界有数のLCDパネル搬送ロボットおよびカメラシャッターのメーカーを子会社とする。
8.信越化学工業
合成樹脂や化学肥料などの化学品、また半導体シリコンおよび石英などの電子材料の製造および販売を行う。同社は日本国内外で営業。
9.HOYA
光電子製品および視力補正製品、医療機器などを製造し販売する。主な製品には、半導体用マスクブランクスや液晶パネル用フォトマスク、光学レンズ、HDD用ガラ スディスク、 医療用内視鏡、眼鏡レンズ、コンタクトレンズなどがある。また、情報シ ステム構築などのサービスも提供。
10.ダイキン工業
家庭・業務用空調機器を製造。また、医療機器および変速機などの油圧機器、フルオロカーボンガスなどのフッ素化学製品なども製造・販売する。砲弾などの特機関連製品も扱う。