◎今日のテーマ:私の年金
私は現在63歳で、年金の受給者であり、またiDeCoの運用者です。
◆ 現在受け取っている年金
① 特別支給の老齢厚生年金:
偶数月に2か月分26万円(61歳~64歳)
② 確定給付年金(DB:Defined benefit pension plan):
奇数月に2か月分13万円受け取っていますが、税金を1万差し引かれています。(60歳受給開始で、20年間を選択)
③ 財形年金(勤労者財産形成促進制度):
2、5、8、11月に3か月分19万円(60歳から6年間)
◆ 65歳から受け取る予定の年金
④ 老齢基礎年金+老齢厚生年金+加給年金+付加年金
このうち加給年金は、連れ合いが65歳になる時点で振替加算に移行しますので、受け取り期間は3年間だけです。その後の④の合計額は、一か月20万円です。
付加年金額は、「200円×付加保険料納付月数」です。60歳から64歳までの4年間、付加保険料を納めていた分の年金額は次のとおりとなります。
200円 × 48月(4年) = 9,600円
付加保険料を納めた分は、2年間で元が取れます。
⑤ iDeCo(確定拠出年金、DC(Defined Contribution Plan))
60歳から受給可能ですが、私はできるだけ受給開始を遅らせて、70歳から受け取る予定です。現在、 野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIで運用しています。外国株式の期待リターンが最も高いので、6%を期待しています。iDeCoは運用益に税金がかかりません。私が以前運用していた、みずほ銀行の運用商品「MHAM株式インデックス225」 の運用管理費用(信託報酬)は0.594%と、とても高いので、運用機関を今年の5月に野村證券に変更して信託報酬を0.2376%に下げることができました。
DC信託報酬(%:税込み)2018年5月 | |
MHAM株式 インデックス225 |
0.59400 |
野村DC外国株式 インデックスファンド・ MSCI-KOKUSAI |
0.23760 |
DCニッセイ 外国株式インデックス |
0.22600 |
600万円→2000万円?
iDeCoの元本は600万円でしたが、10年以上内外の株式で運用してきたので1250万円まで増えました。受給開始の70歳には2000万円になるだろうと、皮算用をしています。
運用機関を銀行から証券会社に変更
20歳代、30歳代、40歳代の頃は、目の前の仕事の方で頭がいっぱいでしたから、年金のことはあまり切実な問題ではありませんでした。しかし、50歳代になって、財形年金を始めました。また、厚生年金の額が、徐々に明確になって来ました。実は⑤の運用金融機関をみずほ銀行から、野村證券に変更したのは、今年になって、気がついたのでした。このブログを始めたので、注意深くなったおかげだと思います。そして、60歳過ぎてから運用金融機関の変更を勧める記事は、雑誌や新聞で見たことがありませんから、経済評論家やファイナンシャルプランナー等の専門家も気がついていないと思います。
運用機関変更で100万円の差
私の場合、運用額が1000万円を超えていますので、毎年4万円、30年では100万円以上の差になるかもしれません。ご両親や、身の回りに60歳以上の確定拠出年金受給者がいらっしゃって、調べて見てアドバイスできたら、喜んでもらえるかもしれません。