つみたてNISA2020年4月

1月最高、3月最低

運用益の評価額は1月に最高になりましたが、2月に少し減少し、3月には大きくマイナスになりました。そして4月には、かなり持ち直しました。現在は積み立てを始めて3年目で、20年にわたる積み立ての初期ですから、マイナスになっても全然気になりません。現在は安く買えて、20年後にプラスになっていれば良いのです。今は運用益がマイナスになったら喜びましょう。

野村つみたて外国株投信は、4位から17位に下落

つみたてNISAは、制度開始の2018年1月から野村證券で毎月積み立てています。銘柄は、「野村つみたて外国株投信」です。この銘柄は、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」2017で第4位に入りましたが、その2年後の2019では17位に落ちました。順位を落とした理由ははっきりしていて、他社銘柄が信託報酬削減に励んでいる中で、発売当初と同じコストが続いていたからです。

2020年に入って、野村證券はこの銘柄のコストを引き下げるのではなく、「野村スリーゼロ先進国株式投信」という新商品を2月に投入しました。この銘柄の特徴は以下の通りです。

  • 信託報酬がゼロ(0円)の、業界最安となるファンドです。
  • 購入時手数料、信託財産留保額についても無料です。
  • 三つのコストがゼロなのでスリーゼロです。
  • ただし、信託報酬が0%なのは2030年12月31日までで、その後は年0.11%以内になります。
  • つみたてNISA対象の海外株式型商品で最も合計運用残高の大きい3先進国株式指数(MSCI-KOKUSAI指数(円換算ベース・為替ヘッジなし))をベンチマークとしています。

10年後には年間1万円のコスト

信託報酬がゼロなのは魅力的なのですが、実際の金額としてどのくらい違うのでしょうか。毎年の投資額が40万円とすると、2030年までの10年間で400万円積み立てられます。分配金が加算されて基準価額が100万円増えるとすると500万円です。現在保有している「野村つみたて外国株投信」の場合、信託報酬は、年0.209%(税込)ですから、

500万円 ✖ 0.209%= 10,450 円

です。1万円というは、ちょっとした金額では有りますが、大きいとも言いにくいですね。

20年後にも年間1万円のコスト差

また、その後の10年経過後、つまり2040年には累積積立額が800万円で、基準価額が1,000万円だとした場合はどうなるでしょうか。金額は2倍になりますが、信託報酬が0.1%程度になるので、コストの差は1万円のままになりそうです。

野村スリーゼロ先進国株式投信はすべて電子化が条件

私の場合、ここで一つ問題があります。「野村スリーゼロ先進国株式投信」を申し込む場合には、原則、メールアドレス・Web交付サービス・メール交付サービスの3点が必要になります。原則というのが何を意味するのかは分かりません。この3点のうち、メールアドレスとメール交付サービスは登録してありますが、Web交付サービスは登録していません。

紙の報告書がないと不安

私は昭和生まれの人間なので、紙の郵送物は無くしたくないのです。e-mailで送られてきたものは、あまり中身を確認せずに削除してしまうことが多いのです。私が飛行機事故などで突然死んだら、家族は私の財産を知らずに、野村證券に没収されてしまうかもしれません(可能性は低いでしょうが)。また、私が認知症になった場合、最後に頼りになるのは紙の報告書です。

台頭するネット証券

野村證券は、SBI証券や楽天証券などのネット証券にどんどん個人投資家のシェアを奪われているので、紙や人を削減してネット化を促進したいのでしょうが、私は、もうしばらく、このままでいようと思います。

品揃え、コストでは断然ネット証券が良い

私は、通常使う普通預金以外は、全部野村證券です。最近の投資に関するインターネット情報やムック、書籍を見ると、SBI証券、楽天証券などのネット証券を勧めています。それは、品揃え、コストの面で、圧倒的に、対面証券よりネット証券が有利だからです。

投信ブロガーの選ぶ銘柄はほとんどネット証券

個人投資家が顧客のスタンスで選ぶ「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」は、以下の通りですが、この10銘柄のうち、野村證券で購入できるのは第9位の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」だけです。しかも、購入にあたってのコストは、ネット証券の方がかなり安いのです。

1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
4 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
5 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
6 楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
7 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
9 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
10 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
(愛称:SBI・バンガード・S&P500)

それでは、なぜ私はネット証券を使わずに、野村證券を使い続けているのでしょう。その理由は次の通りです。

1.野村證券は必要最小限の品ぞろえを用意

私の投資する銘柄は内外のETF、確定拠出年金、つみたてNISAですが、野村證券はこれらに関しては、商品としてそろえています。

2.バイ・アンド・ホールドならコストは気にならない

国内のETFの購入費用は、野村證券の場合、約1%なのに対し、ネット証券なら、ほぼ0%です。しかし、1度買ったら、10年、20年売買しないので、1年あたりに均せば、0.1%以下のコストになります。このレベルなら、あまり目くじらを立てなくても良いと思います。

3.既に口座を持っている

私が野村證券に口座を作ったのは40年ほど前です。この40年間、多少の不満はありますが、他の証券会社に乗り換えるほどのこともありません。

4.日本最大の証券会社という安心感

連れ合いは、ネット証券には不安があるとのことで、野村證券で一応満足しているようです。

以上のことから、もうしばらくは野村証券1社で投資を続けようと思います。ただし、私の子供にはSBI証券を利用させました。

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