◎今日のグラフ:野村つみたて外国株投信2017年12月運用実績①
私の「つみたてNISA」始まる。
2018年1月16日に、野村証券の私の口座のMRFが自動解約で33,000円売却されました。そして、つみたてNISAの「野村つみたて外国株投信」が計上されました。取得価額は30,002円でした。なぜ2円増えているのかは不明です。そして20日現在の評価額は29,966円でした。評価損は36円です。おそらく為替が円高になっているので、評価損が発生していると思われます。こうして私の第1回目の「つみたてNISA」が始まりました。
「NISA」は開始1年目は投資せず
数年前の「NISA」開始の時は、NISAがどういうもので、私自身がどう対応すればよいのかをあまり考えなかったので、1年目はパスし、2年目から1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を枠いっぱい買いました。現在、評価益が84万円になっています。これを売却すると、源泉分離課税で168,000円を徴収されるところだったわけですから、1年遅れとはいえ、NISAを始めて良かったことになります。(これから、相場が下がれば別ですが、とりあえず今日の中間評価では良かったということです。)
「つみたてNISA」運用商品の選択基準
2018年から始まった「つみたてNISA」は、後れを取らないように、2017年10月に申し込みました。野村証券以外の会社は「つみたてNISA」の運用商品を早々に9月から公表していたのですが、野村証券は9月中の発表がなく、10月に入ってからホームページで公表しました。私の選択基準は
- 外国株であること
- 信託報酬が低いこと(0.2%程度)
- 野村証券の商品であるか、あるいはニッセイ外国株式インデックスファンドであること
この判断基準について説明します。
1 外国株であること
現在の私のポートフォリオにおいて、31%が1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)です。1306は日本株式です。日本の企業は1990年のバブル崩壊後、コストカット、海外進出等に努め、現在はその果実を収穫する段階にあると考えています。従って、もうしばらくは日本株式を3割程度持ち続けたいと思います。しかし、10年後、20年後、30年後、日本は少子高齢化で経済力が落ちていくだろうと思います。現在VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)における日本株のウエイトは約8%です。このウエイトは今後日本の経済力が縮小して行くに従って、落ちていくだろうと思います。従って、私の保有する日本株式(具体的には1306)の割合を1割程度まで下げようと思います。ところで、2018年から始まった「つみたてNISA」ではなく、既に存在していた「NISA」は外貨ETFでは運用ができず、止むを得ず日本株である1306で運用していたのです。そこで元々から運用したかった、外国株に移行することにしました。
2 信託報酬が低いこと(0.2%程度)
私は野村証券にしか口座を持っていません。一方で、投信積立の商品候補としては、ニッセイ外国株式インデックスファンドが最も良い商品と考えていたのですが、残念ながら野村証券はこの商品を取り扱っていません。そこで、野村証券の「つみたてNISA」用の新商品を心待ちにしていたのですが、期待していた水準の新商品が発表されました。それが、「野村つみたて外国株投信」でした。この商品の信託報酬は年0.2052%(税抜年0.19%)です。そこで、すぐに野村証券から申込書を取り寄せて、申し込みました。連れ合いも同様の理由から申し込みました。
3 野村証券の商品であるか、ニッセイ外国株式インデックスファンドであること
私の資産運用の主体はETFです。そしてETFの選択基準は、規模と信託報酬です。規模は純資産額が1兆円以上であること、信託報酬は0.1%程度以下であることです。つみたてNISAの運用商品についても、同じように規模と信託報酬で判断します。このような考えに合致する「つみたてNISA」の運用商品として、既存の商品の中では、ニッセイ外国株式インデックスファンドが最も良いと考えていました。この商品の信託報酬は0.2%、純資産額は730億円です。野村証券の野村つみたて外国株投信は、新発売なので純資産額は小さいでしょうが、野村証券の唯一の「つみたてNISA」用の外国株投信ですから、いずれ大きな純資産額に成長していくだろうと思います。
それでは、野村つみたて外国株投信のマンスリーレポートを見ます。
基準価額
基準価額は、2018年9月から表示されています。私が野村証券のホームページで調べたところ、9月にはこの商品は公表されていなかったのですが、10月に入ってすぐにSBI証券のホームページで運用実績が表示されていたことに驚きました。一般のユーザー以外に、プロ投資家に非公表で販売していたのかもしれないと推測しました。基準価額は10月後半に落ち込みましたが、それ以外は上昇しています。
純資産額
純資産額は順調に伸びていますが、2017年12月末で、まだ4億円です。これからの成長を期待しています。