ブログのロボアドバイザー

◎今日のテーマ:簡易型ロボアドバイザー

ロボアドバイザー

様々なロボアドバイザーがインターネット上で利用可能です。私の印象としては1985年ごろに、騒がれ始めたAI(artificial intelligence人工知能)と同じではないか、ということです。当時の代表的な実用化例は、医師の診断と同じ思考回路です。いくつかの検査結果と、診断結果をもとに、コンピュータがフローチャートを辿って病名と、処方箋を作成するのです。

マトリックス

ロボアドバイザーは、質問項目に答えると、投資をアドバイスしますが、そんなにもったいぶらないでも、マトリックスで場合分けすれば、同じような結論に達することができると思います。

簡易型ロボアドバイザー

ここで、試しに簡易型のロボアドバイザーを作ります。

質問は2つだけです。

質問1:今すぐ、200万円をまとめて投資しますか。それとも毎月2万円ずつコツコツとつみたてますか。

質問2:証券会社は、野村證券にしますか。それともSBI証券にしますか。

この質問の回答に合わせて、マトリックスの図を描きました。

① 1306とSPYを100万円ずつ購入

② 1306とSPYを100万円ずつ購入

③ 野村インデックスファンドのTOPIXと外国株式を毎月各々1万円ずつ購入

④ ニッセイ-<購入・換金手数料なし>インデックスファンドのTOPIX外国株式を毎月各々1万円ずつ購入

質問1の解説

まとめて長期投資するなら、ETFの方がコスト的には有利な可能性が高いでしょう。保有期間が数年程度だと、インデックスファンドの方が低コストになる可能性があります。ただし、インデックスファンドのコストは、かなり安くなっていますので、大きな差はありません。はっきり言って、どちらでも構いません。

質問2の解説

SBI証券と野村證券では、SBI証券の方が、品揃え、コスト面で野村證券より圧倒的に有利です。ただし、歴史があって、会社の経営規模が大きい野村證券の方が安心という場合には、野村證券でもかまわないと思います。つまり、実を取るか、安心感を取るかだと思います。

現在のコストは以下の通りです。

野村インデックスファンド・外国株式

購入時手数料1.08%

運用管理費用(信託報酬)0.594%

野村インデックスファンド・TOPIX

購入時手数料1.08%

運用管理費用(信託報酬)0.432%

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

購入時手数料 ありません。

運用管理費用(信 託 報 酬)0.20412%

ただし、2018年8月21日(火)から0.1172%に引き下げ。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

購入時手数料 ありません。

運用管理費用(信 託 報 酬)0.17172%