私の運用実績(2015年3月):SPY、VGKを購入

2015年3月の私のポートフォリオは、円グラフの通りです。

黒田バズーカ第2弾

2014年10月に黒田バズーカ第2弾と言われるサプライズの緩和措置が実施されて、ドル円が昼過ぎにみるみる上昇しました。

外貨MMFを外貨ETF(SPY、VGK)に買い替えました。

私は、2015年初めにUSMMFをはじめ、ユーロMMF、豪ドルMMF、カナダドルMMF、NZドルMMFをかなりの量売って、SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)とVGK(バンガード®・FTSE・ヨーロッパETF)を大胆に(私としては)買いました。この時の取引は金額も多く、少し複雑だったので、証券会社の窓口に行って2時間ほどかけて売買しました。窓口での売買なので、当然、売買手数料がたくさんかかりますが、私の基本方針は、buy and hold(buy and forgetかも知れませんが)なので、窓口で売買しても、10年、20年保有し続けてその期間でならせば問題にならないほど小さくなります。このため、私にとって、売買手数料に関しては、ネット証券会社の有利性はあまり発生しません。それよりも、大きな金額の複雑な取引を一度に間違いなくこなせるのは窓口なので、私にとっては対面の証券会社の方がありがたい存在です。

先進国のSPY、VGKだけでなく新興国のVWOも購入したかったのですが・・・。

実はこの売買の際、SPY、VGKと一緒にVWO(バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF)も買いたいと思っていたのですが、この証券会社の担当者が「VWOは、新興国なのでリスクが大きすぎますから、買わない方がいいです。私の顧客で、このETFを買ったお客様はいません。」と言われました。そこまで言われてしまうと、躊躇せざるを得ませんから、その時にVWOを買うのは止めました。しかし、いろいろ調べると、それほどリスクが大きいわけでないので多少の量なら問題ないだろう、と思うようになり、その後VWOも購入しました。

銀行預金はいくら残すか

外貨MMFのウエイトが大きいという反省を踏まえて、今回、外貨MMFのかなりの部分を外貨ETFに換えました。それでも、銀行預金は手付かずですし、外貨MMFもまだかなり残っています。ある経済評論家は自分の資産の半分以上は外貨と金にしてある、と言っています。日本円のままにしておくのはリスクが大きい、と聞いているので私も早くドルを中心とした外貨ETFに避難させたいのですが、外貨ETFを買うのは結構勇気がいるものですね。

1306は価格上昇

1306(TOPIX連動型上場投資信託)は追加購入したのではなく、黒田バズーカで価格が上昇しました。

DCも上昇

DB(Defined Benefit Plan:確定給付年金)は毎年利子がつきます。DC(Defined Contribution Plan:確定拠出年金)は、全部国内株式で運用していますので、1306)と同様に上昇しています。財形年金とDBの受け取りはまだ始まっていません。