私のポートフォリオ2020年7月

S&P500が43%

私のポートフォリオで、最大のシェアを占めているのは、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)で、38%です。S&P500のETFは、他にもバンガード社のVOOがあります。最初にSPYを買った後は、信託報酬の安いVOOを追加購入しています。

アメリカの純資産総額上位

私がSPYを買った理由は、純資産総額が大きかったからです。アメリカにおける現在の純資産総額上位10銘柄は以下の通りです。

順位 ティッカー 銘柄名 純資産総額
1 SPY SPDR S&P 500 ETF $289,819,463.54
2 IVV iShares Core S&P 500 ETF $205,273,870.72
3 VOO Vanguard S&P 500 ETF $154,134,756.22
4 VTI Vanguard Total Stock Market ETF $152,638,128.68
5 QQQ Invesco QQQ $122,376,697.24
6 AGG iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF $79,669,330.42
7 GLD SPDR Gold Trust $77,877,098.56
8 VEA Vanguard FTSE Developed Markets ETF $74,017,636.27
9 IEFA iShares Core MSCI EAFE ETF $68,023,459.12
10 VWO Vanguard FTSE Emerging Markets ETF $61,251,357.30

アメリカでもS&P500が上位独占

上位3銘柄、SPY、IVV、VOOは、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ、ブラック・ロック、バンガードが発行しているS&P500のETFです。このことから、アメリカでは、S&P500が投資先として圧倒的に支持されていることが分かります。

SPY、IVV、VOOのリターンは10%

SPYは、最も歴史が古いことから純資産総額が高く、この結果流動性も高いので、機関投資家に好まれています。第2位のIVVは低コストであることに加えて分配率が高いので、2位に定着しています。VOOは、バンガードですから信託報酬が最も低くなっています。SPYのトータルリターンは以下の通りです。SPYは発売以来27年間の平均リターンも10%です。

  • 1年トータルリターン      9.91%
  • 3年トータルリターン  11.59%
  • 5年トータルリターン  11.16%

VTIは中小型株も含む

第4位のVTIは、S&P500だけでなく、CRSP USトータルマーケット・インデックスというインデックスに連動しています。このため大型銘柄だけでなく、ナスダックや中小型銘柄も含みます。過去のリターンはSPYなどと同じ程度です。

  • 1年トータルリターン   9.08%
  • 3年トータルリターン  11.13%
  • 5年トータルリターン  10.72%

QQQはバブルか?

第5位のQQQは、ナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業100社を含 むナスダック100指数に連動しています。現在ナスダック総合指数は、10,000を超えて絶好調です。ただし、今まで良かったから、これからも良いとは限りません。テスラの時価総額は現在29兆円で、トヨタ自動車の20兆を大きく上回っていますが、現在はまだ赤字です、ナスダック指数が実態を反映しているかどうかは分かりません。QQQ指数はコンピューターハードウエア ・ソフトウエア、通信、小売り・卸売り、貿易、バイオテクノロジーなどの主要業界の企業を反映しています。ナスダックの株価上昇は著しいので、QQQも極めて好調です。というよりも、バブルかも知れません。特に最近1年間は35%ですが、大丈夫かなあ~?

  • 1年トータルリターン  35.84%
  • 3年トータルリターン  22.93%
  • 5年トータルリターン  19.51%

AGGは債券

第6位のAGGは、iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF(iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF)のことで、米国籍のETF(上場投資信託)です。ブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券インデック スの 運用実績に連動する投資成果を目指しています。米国の投資適格債券市場全体における銘柄 に投資していて、国債、政府関連債、社債、MBS、ABS、およびCMBSも含みます。債券市場も最近1年間は10%上昇しています。

  • 1年トータルリターン  10.15%
  • 3年トータルリターン    5.58%
  • 5年トータルリターン    4.45%

GLDは金

第7位のGLDは、SPDRゴールド・シェアのことで、米国籍の商品上場投資信託です。金の国際価格(ロンドン午後金決値決め)を連動対象とします。費用控除後の金地下金価格の動向を反映させることを目標としています。トータルリターンは以下の通りです。金も最近1年は急騰しています。

  • 1年トータルリターン  36.14%
  • 3年トータルリターン  15.00%
  • 5年トータルリターン  11.99%

VEAは、先進国(除く米国)

第8位のVEAは、FTSEインデックスに連動する投資成果を目指します。世界の大型・中型公益事業株を保有し、西欧・アジア太平洋地域を中心に投資しています。四半期ごとに時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定し、リバランスします。トータルリターンは以下の通りです。アメリカ以外の先進国はダメですね。

  • 1年トータルリターン  1.36%
  • 3年トータルリターン  1.40%
  • 5年トータルリターン  3.18%

IEFAは、先進国22カ国(米国、カナダを除く)

第9位のIEFAは、MSCI EAFE IMI Indexに連動するETFです。EAFE(イーファ)とは、欧州(Europe)、オーストラレーシア(Australasia)、極東(Far East)地域の略称で、先進国22カ国(米国、カナダを除く)の株式市場の時価総額の99%を網羅する約2,450銘柄で構成されています。トータルリターンは以下の通りです。これも、アメリカ以外の先進国なので低調です。

  • 1年トータルリターン  0.85%
  • 3年トータルリターン  1.42%
  • 5年トータルリターン  3.12%

VWOは新興国

第10位のVWOは、FTSEエマージング・マーケッツ・インデックスに連動 する投資成果を目指し、ブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカなど、世界中の新興国市場で大型・中型株を保有します。トータルリターンは以下の通りです。新興国もアメリカには及びません。

  • 1年トータルリターン  5.81%
  • 3年トータルリターン  3.06%
  • 5年トータルリターン  5.43%