私の運用実績2020年7月:評価益は渋谷区恵比寿59㎡南新築マンション相当

毎月少しずつ回復

評価益は、2020年3月に大きく落ち込んだ後、毎月少しずつ回復しています。7月の評価益は渋谷区恵比寿59㎡南新築マンション相当です。恵比寿は昭和の時代は工場地帯だったのですが、僅か50年で大きく様変わりしました。

汽車が走る恵比寿駅

この写真は昭和20年代の恵比寿駅です。右を走っているのは汽車です。私は昭和36年に東京から群馬県に行くときに汽車に乗ったことがありました。父親の勤めていた会社の、社員旅行で家族全員で榛名山に行ったときでした。

恵比寿新聞 | 【昔恵比寿】なんと昭和20年の恵比寿の写真が

エビスビール工場

昭和30年ごろのエビスビール工場です。エビスビールは、サッポロビールの前身である日本麦酒醸造會社が、ドイツ人技師カール・カイザーを招いて醸造したビールで、当時の名称は「恵比寿麦酒」でした。

芙蓉グループのプロジェクト

再開発されて、ガーデンプレイスになり、土地の価格が上昇しました。サッポロビールは芙蓉グループですから、その中心的存在の富士銀行(現在のみずほ銀行)にもプロジェクトチームを作って、再開発を進めました。

さて、1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))の分配金が決まったようです。

当計算期間の終了日(決算日)は、2020年7月10日で、100口につき3, 290円です。支払いは、8月18日です。

過去の実績を見てみましょう。

株価 年間分配金 分配金利回り
2020 1,542円 32.12円 2.08%
2019 1,783円 33.30円 2.15%
2018 1,547円 30.50円 1.63%
2017 1,870円 26.00円 1.67%
2016 1,556円 27.30円 1.72%
2015 1,589円 23.00円 1.60%
2014 1,442円 20.60円 1.55%
2013 1,328円 19.40円 2.21%
2012 876円 15.10円 2.04%
2011 740円 20.70円 2.27%
2010 913円 16.10円 1.75%

分配率は2%強

この表の株価は、2020年は7月末日、他は年末です。分配率は去年と今年が2%を超えています。これは株式配当が増えてきた影響です。2011年から2013年にかけても2%台でしたが、これはリーマンショックの後遺症と、東日本大震災の影響で、株価が低かったからです。2014年からは世界的に株価が上昇したため、分配率が低くなったようです。

分配率の行方

日本企業も配当を増やす方向に有りますが、今後の新型コロナウイルスと、米中対立によっては、変動する要因がありそうです。

型コロナウイルスのワクチン

そこで、新型コロナウイルスのワクチンについて勉強したいと思います。今開発中の主なワクチンは、以下の通りです。(WHOのデータ)

1.RNAワクチン

  • モデルナ(アメリカ):アメリカ国立アレルギー感染症研究所
  • ビオンテック(ドイツ)上海復星医薬(中国):アメリカファイザー(アメリカ)
  • インペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)
  • キュアバック(ドイツ)

2.DNAワクチン

  • イノビオ・ファーマシューティカルズ(アメリカ)
  • ジェネクシン(韓国)
  • アンジェス(日本):大阪大学:タカラバイオ(日本)
  • カディラ・ヘルスケア(インド)

3.ウイルスベクターワクチン

  • アストラゼネカ:オックスフォード(イギリス)
  • カンシノ・バイオロジクス(中国)
  • ガマレーヤ研究所(ロシア)

厚生労働省によると、日本医療研究開発機構(AMED)が支援している国内のワクチン開発の動向は以下の通りです。

1.組換えタンパクワクチン(感染研/UMNファーマ/塩野義)

  • 遺伝子組換え技術を用いて培養細胞によりコロナウイルスのタンパク質(抗原)を製造し、コロナウイルスタンパク質(抗原)を人に投与するための注射剤。
  • 動物を用いた有効性評価を実施中
  • 最短で2020年内の臨床試験開始の意向。
  • 塩野義が開発主体となる意向。(4/27発表)
    〔委託生産し1千万人規模の提供を検討〕

2.mRNAワクチン(東大医科研/第一三共)

  • メッセンジャーRNAを人に投与する注射剤。人体の中で、コロナウイルスのタンパク質(抗原)が合成され、免疫が誘導される。
  • 動物を用いた試験で、新型コロナウイルスに対する抗体価の上昇を確認
  • 最短で2021年3月から臨床試験開始の意向

3.DNAワクチン(阪大/アンジェス/タカラバイオ)

  • DNAを人に投与する注射剤。人体の中で、DNAからmRNAを介して、コロナウイルスのタンパク質(抗原)が合成され、免疫が誘導される。
  • 第1/2相試験を開始済み
  • タカラバイオが生産予定

4.不活化ワクチン(KMバイオロジクス/東大医科研/感染研/基盤研)

  • 不活化したコロナウイルスを人に投与する従来型のワクチン。
  • 動物を用いた有効性評価を実施中
  • 最短で2020年11月から臨床試験開始の意向。

5.ウイルスベクターワクチン(IDファーマ/感染研)

  • コロナウイルスの遺伝情報を持ったセンダイウイルスを投与するワクチン。人体の中でコロナウイルスのタンパク質(抗原)が合成される。
  • 動物を用いた有効性評価を実施中
  • 最短で2021年3月から臨床試験開始の意向。

それぞれの開発状況は以下の通りです。

  • 様々な組織が研究を進めていますが、2020年7月31日現在で先行しているのが、英オックスフォード大と英アストラゼネカのアデノウイルスベクターワクチンで、英国でP3試験が行われています。
  • 米モデルナのmRNAワクチンも7月27日にP3試験を開始し、独ビオンテックと米ファイザーのmRNAワクチン「BNT162b2」も、同日からP2/3試験を始めました。
  • 中国のシノバックやシノファームの不活化ワクチンもP3試験に入っていて、米イノビオも今夏にDNAワクチンのP2/3試験を始める予定です。
  • 大阪大とアンジェスが共同開発するDNAワクチンが、6月30日にP1/2試験を開始しました。