自動車・生命保険

◎今日のテーマ:自動車・保険

貯める、出費

資産運用するためには、まず資産を貯めないといけませんが、その障害になるのが大きな額の支出です。具体的には自動車、住宅、保険の金額が大きいでしょう。子供の養育費や教育費も大きいのですが、それは単なるお金の問題ではなく、他の視点から考えるべきものでしょう。残念ながら現在の政府の要人の中には、子供を年金制度を支えるお金の出所としか捉えていない発言が目立ちます。

東京23区内の自動車

私は60年以上東京23区に住んでいますが、自動車を持ったことがありません。しかし、それで困るということはありませんでした。JR、メトロ、バスが張り巡らされていますから、どこに行くのも問題ありません。将来的に体が弱ってきたら、タクシーを使えばいいだけの話です。

交通事故

東京23区に住んでいれば自動車は必要ありません。もし自動車を運転して事故を起こしてしまえば、ニュースで「60歳代の男性(だんせい)」ではなく「60歳代の男(おとこ)」と言われてしまいます。

自動車を保有したいと思わない

昭和の時代に生まれた人達は自動車を持ちたがる人が多いですが、平成生まれの若者は自動車に興味を持たない人も増えてきました。

年間100万円

お金の観点からすると、自動者を保有すると年間100万円のコストがかかると覚悟すべきです。自動車の減価償却費、保険、駐車場代等の維持費だけでなく、自動車に乗って出かければ燃料費、高速道路の料金、外食費、お土産代などです。

何をあきらめるか

一方自動車が好きな人もいますので、その楽しみを犠牲にしてまでお金を貯めた方が良いかどうかは、それぞれの人の判断でしょう。ある大手広告代理店の若手社員にマクラーレンが好きな人がいて、借金をして保有している人がいます。しかも、年数が中古の売却価格が急激に下がるので、その前に売って新車に買い替えることを繰り返しています。他の楽しみをすべて犠牲にし、夫婦間の良好な関係もその犠牲の秘湯になっているかも知れません。ご用心ください。

生命保険・医療保険:

生命保険会社の部長は団体定期保険だけ

生命保険会社が販売している生命保険や医療保険等については、このブログで繰り返し述べていますが、原則的に自分の会社が福利厚生で導入している団体定期保険だけに限定した方が良さそうです。その理由は、生命保険会社の部長さんたちは、その保険にしか入らないからです。自分たちが売っている他の保険に入らない理由は、コストが高いことと、不要であるからです。団体定期保険は、自分の勤めている会社の人事部が取りまとめているので低コストで済みます。

高額療養費制度

また、日本の健康保険制度には高額療養費制度があって、医療保険は基本的に不要なのです。結婚して子供ができたら、自分の会社の団体定期保険に入るだけで十分のようです。