◎今日のテーマ:私の金融資産運用の基本方針
私の基本方針は次の通りです。
「最大のETFを買いっぱなし」
「最大」
最大というのは、日本とアメリカで純資産総額が最大のETFということです。
ETF
ETF(いーてぃーえふ)とは、投資信託の一種であり、Exchange Traded Fundsの略称で和訳は上場投資信託。特定の株価指数などに連動することを目的に運用される投資信託で、通常の株式と同じように金融商品取引所において、いつでも売買が可能です。いわば、取引所に上場されたインデックスファンドです。
ETFは低コスト
またETFは目標とする指数・指標に連動する投資成果を目指す投資信託であることから、いわゆるパッシブ運用をおこなうため、相対的に信託報酬などの運用コストが低いのが特徴です。加えて、個別銘柄で分散投資をおこなうのに比べると、ETFは比較的少額で分散投資が可能である。比較的少額とはいえ、私は、百万円単位で購入しています。
1306
日本で最大のETFは、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)で、純資産総額9兆円です。
SPY
アメリカで最大のETFは、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)をで、純資産総額28兆円です。
ポートフォリオの基本は、1306とSPY
私の2019年5月末のポートフォリオは、この円グラフの通りです。1306が27%(特定口座26%、NISA1%)、SPYが35%です。このほかにもVWO、VGK、VOOなどを保有していますが。それは応用編と言ったところで、基本は1306とSPYです。
NHKが毎時、指数を放送
1306はTOPIXに連動していますので、毎日昼間の毎時間NHKで指標を放送しています。SPYはS&P500に連動しています。NHKでは、ダウとナスダックの指標を深夜のラジオで放送しているのですが、S&P500はその二つの指標の間にあることが多いので、動向はいつでも把握できます。
「買いっぱなし」
「買いっぱなし」ですから、売らずに持ち続けるということです。ただし、生活費等で必要になった時には、必要な金額を売却します。価格が少し上がったからと言って、利益確定のために売ることはしないという意味です。この結果、毎年の平均利回りは6%で推移しています。
償還の心配なし
1306、SPYともに最大のETFですから、償還されてしまうことはほとんど心配しなくて良さそうです。また、個別株式は倒産した場合など、株式の価値がゼロになりますが、ETFであれば、数百、数千の株式に分散しているので、価値がゼロになる心配がなく、損切など、売るタイミングを考える必要がありません。
ウォーレン・バフェットの遺言
ウォーレンバフェットは、「9割をS&P500のETFに、残りの1割をアメリカの短期国債に投資する」のが良いという遺言を作りました。ウォーレンバフェットはアメリカ人ですから、全額をアメリカの株式ETFと短期国債に投資すればよいのでしょうが、私は日本に住み、日本円で生活する日本人ですから、一部を日本株式に投資しています。