◎今日のグラフ:私のアセットアロケーション
取引残高報告書
野村證券から、取引残高報告書が届きました。私は、紙の報告書を郵送してもらっています。
徐々に紙から電子データに移行
今回の郵送物の中に、公社債の利金や投資信託の分配金等について2019年4月から郵送を停止する案内がありました。具体的には、国内債券、国内投資信託、NISA、信用取引の郵送を廃止するそうです。私の資産のうち、どれを送ってくれて、どれを送ってくれなくなるのかは、現在は分かりません。野村證券は、以前からWeb交付サービスを推進してきました。私も、一度は、Webサービスを申し込みましたが、確定申告などに紙の書類が必要で、それをいちいち申し込むのでなく、自動的に送ってほしいと思ったので、Webサービスは取りやめました。なお、法人には今まで通り郵送を継続するそうです。このまま、もうしばらく様子を見ようと思います。
債券はなく、株式のETFオンリー
さて、このグラフは野村證券分だけで、このほか、DB(確定給付年金)、DC(確定拠出年金)、財形年金があります。このグラフをどう見るかです。国内ETF35.7%と外貨ETF62.7%を合計すると98.4%です。現在のように国債の利率が極めて低い状況では、株式のETFが増えるのが当然の結果だと思います。また、異次元の金融緩和がどんどん進んで、しばらくはやめる様子がうかがえない中では、金融資産を外国に逃避させるのは、極めて常識的な判断だと考えています。
日銀、財務省OBは円を持たず、ドルに避難
日本銀行、財務省のOBは退職金を受けとると、円で持つのを嫌がり、ドルに換えているそうです。現在のアセットアロケーションは、望ましい状態にあると考えているのですが、過去においては、どのようなバランスが望ましいと、私は考えていたのでしょうか。
昔の望ましいアセットアロケーション
それが、この円グラフです。この円グラフは、新聞記事を見て覚えていたグラフです。国内、国外の債券、株式に4等分して保有するという考え方です。今考えると、単純極まりない、手抜きのようなグラフですが、実はそんなに馬鹿にできないと思います。当時はまだ、現在のような超低金利ではなかったので、国内、国外の債券を保有することには、ある程度の魅力がありました。それに、株式を内外合計で50%保有することによって、多少のリターンを期待できるのです。
ハーバード大学のアセットアロケーション
そして、このグラフをご覧ください。数多くの資産に分散して、しかもそれぞれの割合は、そんなに違いがありません。そのような資産運用をハーバード大学で行っているのです。あんまり理詰めで、もっともらしく計算するより、たくさんのリスク資産に均等に投資することが、良いのかも知れません。