保有するETFの信託報酬(2018年1月):SPY、IVV、VOOの信託報酬

◎今日のグラフ:私の保有するETFの信託報酬

私の保有しているETFは、グラフの左から1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)、SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)、VOO(アメリカバンガード社のS&P 500の ETF)、VGK(アメリカバンガード社のヨーロッパの ETF)、VWO(アメリカバンガード社の新興国の ETF)、ASX200(オーストラリアのSPDR社のオーストラリアのETF)の6銘柄です。その信託報酬(縦軸)をグラフにしました。VOOの信託報酬が最も低い

VOOはアメリカを代表するETFの一つで0.04%と際立って低くなっています。世界最大のETFであるSPYと、日本最大のETFである1306は、それぞれ0.0945%と0.11%で、十分に低い水準です。ヨーロッパのVGKも0.1%で、日米並みです。VWOは新興国のETFですので、低く抑えるには大変な努力が必要だと思いますが、バンガード社が頑張って0.14%を実現しています。オーストラリアのASX200が0.19%と高めなのは、アメリカではないことと、バンガード社でないことによると思います。何しろバンガード社は、ETFの仕組みでも、通常の経費でも徹底したコスト低減に努めていますので、別格と考えるにふさわしい企業です。

 銘柄 信託報酬
1306 0.11%
SPY 0.0945%
VOO 0.04%
VGK 0.10%
VWO 0.14%
ASX200 0.19%

◎今日のテーマ:SPY、IVV、VOOの信託報酬

ウォーレンバフェットの遺言

私の保有する金融資産は、全体の3分の1がSPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)、次の3分の1が1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)で、残りもほとんどをETFで運用しています。このSPYは、IVV、VOOとともにアメリカのS&P500に連動する主要なETFです。大富豪であり、投資家として著名なウォーレンバフェットは家族への遺言の中で、S&P500に連動するETFを推奨しています。その中でも信託報酬の最も低いVOOを特に推しています。信託報酬が安いに越したことはないので、VOOを推奨することは理解できます。

ウォーレンバフェットの遺言の影響

このことに関して推測すると、ウォーレンバフェットは他の2商品もVOOに追随して信託報酬を下げることを期待しているのかもしれないと考えます。SPYの設定は1993年、IVVは2000年に対し、VOOは2010年ですので、VOOはライバルに出遅れています。そこで、そのハンディーを挽回するためにもVOOの信託報酬を最安値にしたことは容易に想像できます。信託報酬の安さもあってか、VOOは急成長を遂げることができました。そこで危機感を抱いたのでしょうか、IVVもVOOと並んで、信託報酬を最安値(0.04%)に改定しました。もし、ウォーレンバフェットの遺言公開の意図の一つが、S&P500の信託報酬の値下げ競争を促進することだったとすれば、その目的は達成されたと言えるのではないでしょうか。あるいは、もし意図していなくとも、結果としてそのようになっています。

ウォーレンバフェットについて

1930年生まれの87歳。自分の個人的財産は9兆円あると言われています。そのうちのかなりの部分を寄付する予定にしています。若い頃に株式を買ったのですが、その株価がどんどん下がり、しばらくして株価が回復したところで、その株式を売却しました。いわゆる戻り待ちの売り、やれやれの売りです。ところが、その後この株式の株価がどんどん上がっていきました。そこで彼は忍耐を学んだと言われています。また、若い頃に、床屋に行くかどうかを悩んだことがありました。その理由は、その散髪代で今株式を買えば、数十年後には何倍にもなって返ってくるのが分かっていたからです。つまり、株式の価格は複利でどんどん増えることが分かっているということです。2017年にも、彼は100年後のダウ工業株30種指数について、9月19日の2万2370ドルから、100万ドルを超えると予想しています。

SPYの信託報酬は動かず

一方で、SPYの信託報酬は、0.0945%のままで、IVV、VOOの2倍以上です。SPYは、20年以上の歴史があり、また純資産額、取引量ともに他の2商品を圧倒しているので、信託報酬値下げ競争には引きずり込まれたくないという気持ちなのでしょうか。

信託報酬だけでなく、純資産総額も重要

SPYの純資産総額は31兆円、IVVは14兆円、VOOは8兆円です。私も、信託報酬だけでなく純資産総額、取引量も重視していますのでSPYに大きな不満は抱いていません。逆に、信託報酬に差があるのに、圧倒的市場シェアを維持していることによって、SPYには一層の信頼感を抱いているところです。
いずれにしても、私は多少の信託報酬の変動で投資商品を変更するつもりはありませんので、このままSPYを保有し続けるつもりです。
そして、日本の1306(TOPIX連動型上場投資信託)は、いわば、日本版のSPYのようなもので、市場シェア1位を誇っています。日銀の購入しているETFも、TOPIX連動型でその中でも1306(TOPIX連動型上場投資信託)が中心のようです。こういう状況を考えると、この2商品を信頼していいのではないかと考えています。

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