VT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearの最高位ETF)2021年8月

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearの最高位ETF

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」

  • 第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー 三菱UFJ国際投信
  • 第2位: <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • 第3位:バンガード・ トータル・ワールド・ストックETF(VT)
  • 第4位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  • 第5位: ひふみ投信

VTは対面証券でも購入可能

1位、2位はインデックスファンドなので、ネット証券で買うことになりますが、3位のバンガード・ トータル・ワールド・ストックETF(VT)は野村證券、大和証券などの対面証券でも購入可能です。ただし、為替手数料、株式販売手数料が合計で1.5%ほど余計にかかりますので、できればSBI証券や楽天証券などのネット証券で買った方がお得です。

最初にVTのチャートを見ます。

11年間で3.87倍になりました。

  • 2010年8月:  550ドル
  • 2021年8月:2,129ドル

世界最大級の資産運用会社であるバンガード社の日本法人(バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社)が2021年2月28日をもって廃業しました。その結果、日本語版のETFの商品説明をやめてしまったので、英語版を日本語に翻訳してその内容を確認します。

製品概要

  • 外国株と米国株の両方に投資します。
  • FTSEグローバルオールキャップインデックスのパフォーマンスに連動しようとします。これは、先進国市場と新興国市場の両方をカバーしています。
  • 成長の可能性は高いですが、リスクも高いです。 株価は、米国や国際的な株式ファンドよりも変動が大きくなる可能性があります。
  • 長期的な目標にのみ適しています。

ETFのデータ

資産クラス:国際/グローバルストック
カテゴリー:ワールドストック
IOVティッカーシンボル:VT.IV
経費率: 2021年2月26日現在 0.08%
CUSIP(キュージップ):922042742
ETFアドバイザー:バンガードエクイティインデックスグループ
資産総額  241億 USD ( 08/10/2021)

価格と利回り

市場価格:2021年8月11日現在 $ 105.62 $ 0.42↑ 0.39%↑
基準価額:2021年8月11日現在 $ 105.52 $ 0.39↑ 0.37%↑
プレミアム/ディスカウント:0.08ドル

リスクの可能性

リスクレベル4

中程度から積極的なファンド

中程度から積極的と分類されるバンガード ファンドは、幅広く分散されていますが、実質的にすべての資産を普通株で保有しているため、株価の大きな変動の影響を受けます。 これらのファンドは、長期的な投資期間 (10 年以上) を持つ投資家に適している可能性があります。

パフォーマンス 平均年間収益 2021年7月31日現在

リーマンショック直前の2008年6月からの平均リターンは約8%です。この8%という水準は、標準的な水準です。

1年 3年 5年 10年 設定(2008年6月24日)以来
トータル・ワールド・ストックETF 34.55% 13.75% 13.99% 10.45% 8.09%
スプライスト・トータル・ワールド・ストック・インデックス(ベンチマーク 34.64% 13.79% 14.02% 10.50% 8.13%

ランク 銘柄 パーセンテージ

1.Apple Inc.   2.80%
2.Microsoft Corp.   2.70%
3.Amazon.com Inc.   2.00%
4.Alphabet Inc.   1.90%
5.Facebook Inc.   1.10%
6.台湾セミコンダクターマニュファクチャリング株式会社 0.70%
7.テスラ株式会社  0.70%
8.Berkshire Hathaway Inc.   0.70%
9.NVIDIA Corp.   0.60%
10.JPMorgan Chase&Co.  0.60%

以上がバンガード社のVTの翻訳でした。

ところで、VTはアメリカのニューヨーク市場で購入しますが、日本国内でも世界の株式を買えるETFがあります。

1554 – 上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本

対象: 株式
地域: グローバル(除く日本)
売買単位: 10口
決算日: 1月20日
上場日: 2011年3月8日

円換算したMSCI ACWI ex Japanインデックスの変動率に一致させることをめざす上場投資信託です。

基準価額速報: 2021年08月11日現在
基準価額:(100口当たり) 302,975 円
前日比 1,278円
純資産総額(百万円未満切り捨て): 6,138百万円 ⇒私がETFを購入する基準は1兆円以上ですから、規模が小さすぎます。
口数: 2,026,000口
分配金利回り: 1.09% ⇒少し低めです
分配金情報:(1口当たり、税引き前)32円90銭 (2021年01月20日)
信託報酬率:0.24% ⇒VTの0.08%に比べてかなり高い水準です。

結論として、1554は純資産総額が小さく、経費も高いので買う気になりません。

カテゴリーETF

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