1306を500株売却
最近生活費補填のために、1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))を100万円売却しました。今売った方が良いのか、年明けに売った方が良いのか少しだけ考えました。しかし、将来のことは誰にもわかりませんので、一株2000円強の時に成行で500株売却しました。わたしは1306を2012年初めに2500万円購入して以来、生活費補填のために時々百万円単位で売るだけですので、あまり売り買いに慣れていません。特に株数が心配で、一桁間違えると1000万円の売却になってしまうから慎重にやらなければなりません。
手数料8千円
野村證券なので手数料が8千円かかりました。ネット証券ならほとんどただみたいな金額で取引できるのですが、1年に1回くらいコストがかかっても仕方ないかと思っています。
税金12万円
売買利益が約60万円ですから、税金が2割、約12万かかります。年明けの確定申告で総合課税にすることにより、少し還付されます。
生活費補填は1306の売却で
私のポートフォリオは、国内株式ETFが現在2割ですが、今後も生活に必要な経費は1306を解約します予定ですから、そのウエートはさらに低くなります。
私はリバランスをしませんが、一般的にはボーナスをもらった年末はリバランスの季節かもしれません。アメリカの2021年12月21日のCNBCの記事を読むと、リバランスをする前に知っておくべきことをテーマにしたものがあるので、それを勉強します。以下は拙訳です。
年末にポートフォリオのリバランスをする前に知っておくべきこと
キーポイント
・株式市場のリターンが二けたになった年の後なので、ポートフォリオをリバランスして、目標のアロケーションに戻るときかもしれません
・資産を調整する前に、投資家は、リスク許容度、目標、税効果を考えた方が良いかも知れないと専門家は言います
・しかし、走りながら調整して、1年を通じていつでも『即応」できる投資に変えることが望ましいとするアドバイザーもいます
株式市場のリターンが二けたになった年の後なので、株式、債券、その他の資産をリバランスして、目標のアロケーションに戻るときかもしれません
投資家はそれぞれのリスク許容度や長期目標に基づいて、それぞれの金額を決めています。しかし、マーケットが変動するにつれ、元々望ましいと考えた金額の割合から変動するかもしれません。
例えば、もし株式の割合があまりに大きくなり過ぎたら、相場が不安定な時期には、より大きなリスクにさらされて、将来もっと大きな損失を被る可能性があります。
その逆に、過度に債権にウエイトを置いたポートフォリオだと、長期のゴール達成に必要なリターンを得ることが難しくなるかもしれません。
しかし、調整するために資産を売買する前に考えるべきことがいくつかあると専門家は言います。
投資家が知っておくべきことは以下の通りです。
「年末のポートフォリオ・リバランスを行う前に、自分の資金計画とリスク許容度を見直して、それをもとにアセット・アロケーションを決定するのです」と、フロリダ州ボカレイトンのユーリン・アンド・カンパニー・ウエルス・マネージメントの公認ファイナンシャル・プランナーのジョン・ユーリンはアドバイスします。
誕生という節目、結婚、子供の誕生、リタイヤ等人生のイベントは、新年のリスク許容度や投資目標を急激に変化させるかもしれない、と言います。
投資家も、前回の見直しからどれほどポートフォリオ・アロケーションが変動したかを測る必要があります。
例えば、株式60%と債券40%のポートフォリオは、マーケット・パフォーマンスの結果、株式70%と債券30%に変化しているかもしれません。
売買をしてリバランスするということは、個別株式、暗号資産、ハイリスク分野に掛け金を投機するというよりは、制御された長期戦略の一部です。
税負担を考える
投資家は、課税対象のポートフォリオから評価額の増えた資産を売却するときには、税への影響も考慮するかもしれません。
資産が1年を超えて保有しているのであれば、長期キャピタルゲイン税率を適用できますが、所有が1年未満の投資だと短期の利得として通常の税率が適用されません。
「もし売却によって短期利益が適用されるなら、いつ長期利益になるかを考えるのが良い考えです」と、テネシー州ナッシュビルのラタラー・プランニングのオーナーでCFPのフィリップ・ラタラーは言います。
例えば、もし資産が1年の節目まで数日、あるいは数週間しかなければ売却を中止した方が良いかも知れないと、彼は言います。
もう一つのあまり知られていない戦術は、一定の収入未満の投資家が、利益の出る資産を売り、長期キャピタルゲインを払わずに、いわゆる『ステップ・アップ・バイアス』としてそれを買い戻し、将来の税金を下げるために、購入価格を現在価値まで大きく引き上げることです。
年間を通じてリバランスする
年末はポートフォリオの資産を調整するチャンスかもしれませんが、多くのアドバイザーは、いつでも絶えずリバランスする戦略を選びます。
「私たちは年一回のリバランス・セオリーには賛成しません」とメリーランド州コロンビアが本拠のCFPで、オフィット・アドバイザーの社長を務めるベンジャミン・オフィットは言い、年間を通じて特定の「きっかけ」がどのように変化を引き起こすかを説明してくれます。
例えば、顧客の目標アロケーションが10%小型株だとして、その資産が12%に増えたり、8%に下落すると、調整のタイミングかもしれないと言います。