つみたてNISA 2021年12月

運用益は77万円

2018年1月から積み立てを開始し、2021年12月末現在の取得価額は158万円、評価額は235万円、運用益は77万円です。2018~2019年はトントンでしたが、2020年後半から急に伸び始めました。アメリカを中心とする世界の株価上昇のおかげです。

つみたてNISAを運用する商品はどれが人気かを見てみましょう。データは、2021/12/1 ~ 2021/12/31までのSBI証券の取引をもとに、月間ランキングを表示しています。ここにある商品のうち、一部を除いて注意する点はなく、良い商品が多いです。

1位から3位まで、アメリカ株式が占めています。

「つみたてNISA」の積立設定金額ランキング(2022年1月版)

順位 前月比 純資産 百万円 信託報酬 (税込)/年
1位 SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 461,135 0.0938%
2位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 961,963 0.0968%
3位 SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド   51,404 0.0938%
4位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 407,915 0.1144%
5位 SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド   47,760 0.1102%
6位 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド 473,425 0.1620%
7位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 114,433 0.1144%
8位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 299,982 0.1023%
9位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 131,522 0.1540%
10位 ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド 374,574 0.1023%

純資産額に問題は無し

私の基準では、純資産は株式ETFの場合1兆円以上、株式インデックスファンドの場合1千億円以上なら問題ないと考えています。3位 SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは発売から半年しかたっていませんので、近いうちに1千億円に達するでしょう。と5位の SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド。発売から4年経っているので成長が少し遅いような気もしますが、ランキングが5位ですし信託報酬も安いのでいずれ1千億円に達すると思います。

信託報酬も0.2%未満ですから低コストと言えるでしょう。

バランス型はバランスが悪い

多少気になるのが、9位の 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。株式と債券が8分の3ずつ、リートが8分の2の割合です。

債権、リート、為替リスクに注意

現在は日本をはじめ世界的に見て超低金利の時代ですから、債券に8分の3を投資する意味があるのかどうか不明です。しかも8分の3は為替リスクを負っていますから、そこまでして超低金利の最近に投資する気にはなりません。株式については、アメリカ株と新興国株の割合が同じで良いのでしょうか。新興国は、長年にわたってトータルリターンが低いのが実態です。また、リートに8分の2を投資していますが、株式市場と比べてリート市場は規模が非常に小さいので、リスクが大きいと思いますが、そこに25%も投資すべきかどうかわかりません。商品の名前はバランス型としていますが、私から見るとバランスに疑問があります。

NISAのランキング

同じNISAという名前は付いていますが、「つみたて」のついていないNISAのランキングを見てみましょう。データは、2021/12/27 ~ 2021/12/31 までのSBI証券の取引をもとに、週間ランキングを表示しています。

◆NISA口座:国内株式買付金額ランキング

順位 会社名(コード)
1位 武田薬品工業(4502)
2位 日本たばこ産業(2914)
3位 ソフトバンク(9434)
4位 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
5位 ENEOSホールディングス(5020)
6位 トヨタ自動車(7203)
7位 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
8位 ソフトバンクグループ(9984)
9位 みずほフィナンシャルグループ(8411)
10位 日本郵政(6178)

NISAは個別株式

つみたてNISAは低コストのインデックスファンドばかりでしたが、NISAは、国内の個別株式ばかりです。おなじNISAという名前は付いていますが、利用方法は全く違っていることが分かります。私と連れ合いも、数年前までNISAで1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))を保有していましたが、現在はつみたてNISAで野村つみたて外国株投信を保有しています。

一般NISA つみたてNISA
投資方法 通常買付または積立方式 積立方式
対象商品 株式・投資信託等 長期積立・分散投資に適した一定の条件を満たした投資信託
非課税投資枠 年間120万円*1 年間40万円
非課税期間 最長5年間 最長20年間
ロールオーバー*2による継続保有 不可
投資可能期間 2014年~2023年 2018年~2042年*3
(口座開設可能期間)

*1:2015年以前分は100万円。
*2:非課税期間終了後、翌年の新たな非課税投資枠へ移管すること。
*3:当該期間内の連続する20年間が最長。

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