確定拠出年金:野村證券のiDeCo商品の信託報酬

◎今日のテーマ:確定拠出年金

確定拠出年金、DC、iDeCo、401K

私のポートフォリオの中に確定拠出年金があります。私は60歳を過ぎていますので、新たにiDeCoに掛け金を掛けることはできません。ところで、確定拠出年金は、DC、iDeCo、401Kなどの表現があって紛らわしいので、ここで整理します。

DC(Defined Contribution Plan)=確定拠出年金=日本版401K

DC=個人型DC+企業型DC

個人型DC=iDeCo

下の図の一番上の「確定拠出年金(個人型」)がiDeCoです。そしてその下の右から2番目の「確定拠出年金(企業型)」について、私は今回、運用先の変更を検討することにしました。

信託報酬が高いことに不満

私はすでに60歳を超えていて、企業型確定拠出年金の運用をみずほ銀行の日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー(JIS&T)で行っています。具体的な運用商品はMHAM株式インデックス225 で、その信託報酬は.594%です。以前は0.594%というコストは決して高くありませんでしたが、2017年にiDeCoが拡大され、2018年につみたてNISAが始まると、信託報酬の引き下げ競争が行われた結果、0.594%も信託報酬を取られている運用商品の見直しをすべきではないかと考えるようになりました。

SBI証券は紙の報告書を郵送してくれない

そこで、信託報酬が安く、しかも将来的に成長して大型の投資信託になるような商品を調べました。現在の運用商品は日本株式のインデックスファンドですが、日本株式のウエイトを下げたいと以前から考えていましたので、外国株式のファンドの中から選びました。その結果、ニッセイ外国株式インデックスファンドと野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIが最も良いという結果になりました。前者はSBI証券、後者は野村証券で取り扱いがあります。私は投資にあたって、必ず紙の報告書をもらうことにしていますが、SBI証券の確定拠出年金は紙の報告書を送ってくれないことがわかりました。一方、野村証券では送ってくれる確認が取れましたので、最終的に野村証券の野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIがよいという結論に達しました。なお、SBI証券は特定口座に関しては年に1回紙の報告書を郵送してくれるのだそうです。特定口座は確定申告で必要だから紙の報告書を郵送してくれるのでしょうか。以下、野村証券で扱っているDC商品の信託報酬等を説明します。

◎今日のグラフ:野村證券iDeCo商品の信託報酬(2018年2月調べ)

野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIの信託報酬は安い

この棒グラフは野村証券のiDeCo商品信託報酬です。運用商品に関してはDCとiDeCoは共通です。一番左の緑色の棒が、みずほ銀行で運用していたMHAM株式インデックス225で、信託報酬は0.594%です。中央よりやや右の紫のファンドが野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIで、信託報酬は0.2376です。ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬は、年率0.20412%ですから、野村の方がやや高い水準です。

 

純資産総額に対する税込信託報酬(%)2018年2月
MHAM株式インデックス225 0.594
野村DC運用戦略ファンド(マイルド)【愛称:ネクスト10マイルド】 0.648
野村DC運用戦略ファンド【愛称:ネクスト10】 0.864
マイターゲット2050(確定拠出年金向け) 0.3888
マイバランスDC30 0.2376
マイバランスDC50 0.2484
マイバランスDC70 0.2592
リサーチ・アクティブ・オープン (確定拠出年金向け) 1.1016
野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX 0.2052
野村日経225インデックスファンド(確定拠出年金向け) 0.27
野村DC国内債券インデックスファンド・NOMURA-BPI総合 0.1728
キャピタル世界株式ファンド(DC年金用) 1.5336
フィデリティ・グローバル・エクイティ・オープンB(為替ヘッジなし)(確定拠出年金向け) 1.7064
野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI 0.2376
野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け) 0.6048
野村DC・PIMCO・世界インカム戦略ファンド(為替ヘッジあり) 1.08
野村DC外国債券インデックスファンド 0.2268
野村新興国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け) 0.6048
野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) 1.026
野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け) 0.5724

金融資産のバランスという観点から外国株式を選択

ところで、信託報酬の安さだけなら、もっと安い商品もありますが、外国株式インデックスファンド以外を選ばなかった理由を整理します。国内の債券については、現在金利が低いので投資する気にはなりません。外国の債券についても歴史的な低金利ですから同様に対象外です。このため、国内外の債券を組み込んでいるバランスファンドも対象外になります。将来金利が上昇して債券に投資する局面になったとしても、債券の割合を随時変更できないバランスファンドについては、投資することはありません。次に、将来的に世界における日本の経済ウエイトが縮小していくことは明らかなので、国内株式については、割合を落としたいと思っています。従って、検討対象から外しました。外国株式インデックスファンドの中で、バランスの取れた野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIを選びました。REITについては、株式市場に比べて資産のボリュームが小さく、私自身よく分からない商品なので投資しないことにしています。

金融資産全体の中のDC

また、全額を外国株式インデックスファンドに投資しますが、投資にあたっては、DCの中だけで考えるのではなく、厚生年金、確定給付年金、財形年金、ETFなどの金融資産全体の中で考えるべきだと思います。厚生年金は債券のようにほぼ元本確保型、確定給付年金と財形年金は元本確保型ですから、DCについては一般にリスクの高いといわれている外国株式に全額を投資することが、バランス的に適切だと思います。

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