つみたてNISAは71万円の利益
つみたてNISAは、取得金額2,046,051円に対して評価額は2,757,985円ですから71万円の利益になります。特定口座であればこれに約20%の税金がかかりますが、つみたてNISAにはかかりませんから、14万円の節税になります。
新制度の利益は7200万円、節税額1080万円
来年から始まる新しいNISAで満額1800万円を5年間で投資ししたら、20年後にはどうなるでしょうか。年率リターンを7.2%とすると10年で2倍、20年で4倍になりますから、1800✖4=7200万円に増えます。そのうちの利益は、5400万円ですから節税額は、
5400万円✖20%=1080万円になります。結構大きな額です。
私のつみたてNISAの利益が出始めたのは2020年後半からで、2022年に入ると伸びが止まりました。このため、年率リターンのグラフも徐々に下がって今月は5.9%になりました。
確定拠出年金
確定拠出年金(DC)は、13年前に新規拠出をしなくなり、現在は運用だけ行っています。DCもつみたてNISAと同様に2020年後半から評価額が増加し、2022年になると頭打ち状態です。最高額は、2022年5月の21百万円で、投資金額の3.54倍でした。現在は、その時より8%下落しています。DCは75歳まで運用して、その後20年かけて受け取る予定です。
75歳から20年間生きていられるでしょうか。計算上は生きていられそうです。
75歳から20年間受け取る
70歳時点で元気の良い上位25%にいる男性は91歳(女性は95歳)が平均寿命だそうです。中央値は平均値より3歳年上と言われていますから、94歳まで生きることになり、DCをほぼ20年間受け取れる計算になります。私の父親は98歳まで生きていたので、可能性はあるかも知れません。
私の確定拠出年金は、「野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI」で運用しています。その現状を確認します。
◆ファンドの特色
・主な投資対象:「外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド」受益証券を主要投資対象とします
・ベンチマーク: MSCI-KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジなし)※1
・目標とする運用成果: MSCI-KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジなし)の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指します
※1 MSCI-KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジなし)は、MSCI-KOKUSAI指数をもとに、委託会社が独自に円換算したものです
基準価額 : 28,300円
純資産総額: 1,966.2億円
ファンド(分配金再投資)とベンチマークの収益率とリスク(標準偏差)
- 3ヶ月間:0.81%
- 6ヶ月間:1.89%
- 1年間:9.88%
- 3年間:18.38%
- 5年間:12.65%
- 10年間:13.52%
- 設定月( 2007年9月27日)末来: 6.95% ⇒スタートがリーマンショック前なので、少し低めです。
◆株式国別配分上位5カ国
国 ファンドのウェイト
1 アメリカ 69.67% ⇒ アメリカが7割です。
2 イギリス 4.62%
3 カナダ 3.73%
4 フランス 3.62%
5 スイス 3.42%
株式業種配分上位5業種
- 業種 ファンドのウェイト
- 1 ソフトウェア 6.69%
- 2 銀行 6.26%
- 3 石油・ガス・消耗燃料 5.26%
- 4 医薬品 5.23%
- コンピュータ・周辺機器 4.99%
株式組入上位10銘柄(組入れ銘柄数 1274 )
- 銘柄名 ファンドのウェイト 国
- 1 APPLE INC 4.77% アメリカ
- 2 MICROSOFT CORP 3.56% アメリカ
- 3 AMAZON.COM INC 1.73% アメリカ
- 4 NVIDIA CORP 1.18% アメリカ
- 5 TESLA INC 1.11% アメリカ
- 6 ALPHABET INC-CL A 1.08% アメリカ
- 7 ALPHABET INC-CL C 1.00% アメリカ
- EXXON MOBIL CORP 0.93% アメリカ
- UNITEDHEALTH GROUP INC 0.91% アメリカ
- JPMORGAN CHASE & CO 0.84% アメリカ
外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド
◆ファンドの特色
・主な投資対象:外国の株式を主要投資対象とします
・ベンチマーク:MSCI-KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジなし)
・目標とする運用成果: MSCI-KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジなし)の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指します
MSCI-KOKUSAI指数
日本を除く先進国株式の動向を表す代表的な株価指数。
日本を除く先進国の主要銘柄を対象とした時価総額加重平均型の指数で、米国の調査会社MSCI(Morgan Stanley Capital International=モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が算出しています。グローバル投資の際の主要なベンチマークとされており、多くのETF、投資信託がベンチマークとして採用しています。
野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIの手数料は、次のとおりです。
- 購入時手数料: 0.0%
- 信託報酬: 0.1023% ⇒かなり安い
- 信託財産留保額:0.0%
- 解約手数料: 0.0%