バークシャー・ハザウェイの株主への手紙2

◎今日のテーマ:アメリカ著名投資家ウォーレン・バフェット2

(昨日の続き)

皆さんが驚くような計算結果を追加でご紹介しましょう。もし、そのような団体が、投資マネージャーやコンサルタントのように様々な「援助者」に、毎年資産の1%だけ支払ったとすると、資産増加額は26.5億ドル減少したでしょう。77年の間にS&P500が実現した年率11.8%のリターンは、10.8%と再計算されます。

政府の赤字予算が破滅的だと何時も言っている人たち(私自身が長年にわたって常にそうだったように)は、私の投資履歴の77年間で約400倍に増加したことに着目しているのかも知れません。何と40000%!あなたがこの増加を予見し, どんどん増加する赤字や無価値の貨幣を予期してパニックに陥ったとしましょう。自分を守るために株式を避けて、代わりに114.75ドルを元にして3.25オンスの金を買う道を選ぶかもしれません。

その想像上の防御策は何をもたらすでしょうか。あなたは4,200ドルの資産を手にしますが、それはアメリカのビジネスに投資してほったらかしにしておいた資産の1%未満にしかなりません。

我が国のほとんど信じられないような繁栄は、両党派とは関係なく実現されたのです。1942年から、アメリカには7人の共和党大統領等と7人の民主党大統領が出現しました。彼らの任期中、米国は、長期にわたるプライムレート21%の悪性インフレ、議論があり大きな犠牲を払った数度の戦争、大統領の辞任、住宅価格の広範な暴落、身の竦むような金融恐慌、そのほか様々な問題に取り組んできました。

セント・ポール大聖堂の設計者クリストファー・ウォーレンがロンドン教会に埋葬されていますが、彼のお墓の傍に次の説明文が掲げられています。(ラテン語の翻訳)「もし私の記念建築を見たければ、自分の周りを見なさい。」アメリカの経済戦略に懐疑的な人は、彼のメッセージを心にとどめるべきです。

(私たちの出発点に戻って)1778年には、少数の野心的な人たちと、夢を実現することを狙った管理のための初期の枠組み以外、あまり有りませんでした。

この手紙の最初の方で、留保利益がどのようにバークシャーの繁栄のカギとなってきたかを説明したことを覚えていらっしゃいますか?そう、留保利益はアメリカとともにありました。我が国の会計上、同様のものは、「貯蓄」と呼ばれます。持っているものを貯蓄しなさい。もし私たちの祖先が、貯蓄せずに自分たちの生産したものを使い果たしていたら、投資は無く、生産性は得られず、生活水準の飛躍もなかったでしょう。

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