◎今日のグラフ:2017年12月の私のポートフォリオ
USMMFが1%となりました。
金融資産の売買は行っていませんので、ポートフォリオは基本的に先月と同じです。ただし、外貨ETF等の配当が毎月のようにありますので、その分の外貨MMFが増加することがあります。今年は、外貨MMFをできるだけ売却して外貨ETFを購入したのですが、12月になってUSMMFが1となりました。来年アメリカの景気が良すぎると、米国金利が上昇しますので、場合によっては米国債の購入を検討することになるかもしれません。従って、USMMFはそのままにしておいて、米国債を買うか、外貨ETFを買うか判断することになるでしょう。
ポートフォリオの割合に大きな変化はないものの、日本、アメリカ、ヨーロッパ、新興国の株式相場は軒並み好調です。
今日のテーマ:資産運用のモデルパターン①
今日から、私と連れ合いの行っている資産運用のモデルパターンを説明していきたいと思います。かなり大量の説明ボリュームになりますので、何日間かに分けていきます。それでは第1日目を始めます。
資産運用のモデルパターンをお示しして、解説します。様々な会社名、商品を並べると、選択に困難を要すると思いますので、できるだけ絞り込んで説明します。
このモデルパターンの基本は、以下の通りです。
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証券会社(野村証券かSBI証券)に口座を開く。
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まとまったお金があれば、1306とSPYというETFを定期的に毎年100万円ずつ5年間買う。合計で1000万円です。まとまったお金がなければ、毎年この2つの商品を交替で1商品ずつ、50万円買っても構いません。6年で300万円です。
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つみたてNISAの「野村つみたて外国株投信」(野村証券、SBI証券のどちらでも購入可能)で毎月3.3万円を積み立てる。60歳未満の人なら、それに加えて、ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス(SBI証券)、野村DC外国株式インデックスファンド(野村証券)でiDeCoを始める。
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できるだけ長期に保有して、評価額が下がっても5年たてば回復することを待ちます。
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以上の通りですので、銘柄選択、売り時・買い時、損切り、利益確定などを考える必要はなく、知識も経験もいりません。
それでは、これから資産運用のモデルパターンを説明します。
1.モデルパターンの基本形
金融機関:野村証券またはSBI証券
① 日米のETFを5年間に分けて毎年200万円合計1000万円購入
日本のETF購入 :100万円 1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)
米国のETF購入 :100万円 SPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)
② つみたてNISA
・毎月の掛け金:3.3万円
・商品:
野村証券に口座を持った場合 ⇒ 野村つみたて外国株投信
SBI証券に口座を持った場合 ⇒ <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
③ iDeCo(個人型確定拠出年金)【60歳未満の人のみ】
投資したい商品:SBI証券ならニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス、野村証券なら野村DC外国株式インデックスファンド
<解説>
金融機関:野村証券またはSBI証券
【モデルパターンの基本形】で提示しているETFの1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)とSPYを購入できるのは証券会社だけなので、銀行などは候補から外れます。
野村証券の特徴
全国に支店があり、対面証券会社だけでなく日本で最大の証券会社です。長年の信用があり、日本の証券会社の中ではシェアが圧倒的に高い。ETFの売買手数料がネット証券に比べれば高いですが、長期に保有すればネット証券より不利になることはあまり有りません。逆に、売買手数料が高いことが障害となりますから、頻繁に売買を繰り返さないことによって、ETFの長期保有につながるというメリットがあるかもしれません。ネット証券に比べて、IVV(アメリカのS&P 500の ETF)などの品ぞろえが十分ではありません。積立インデックスファンドで人気のある<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを取り扱っていません。
SBI証券の特徴
インターネットを中心に事業展開していますが、秋葉原や新宿などにマネープラザという対面窓口も持っています。野村、大和等対面証券会社よりシェアは低いですが、ネット証券の中では最大のシェアを持っています。ETFの売買手数料は対面証券会社より低い。逆に、売買手数料が安いために、頻繁に売買を繰り返せば、コストが上がるとともに、長期保有しなくなる恐れがあるかもしれません。対面証券に比べて商品の品ぞろえが充実しています。積立インデックスファンドで人気のある<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを取り扱っています。
<本日の説明はこれまでとして、続きは明日以降に投稿します。>