2018年4月までの資産運用益は、文京区本駒込の56㎡新築マンションの価格または高級車15台分:資産運用の中心にETFを据えた理由

◎今日のグラフ:2018年4月までの私の資産運用益

2018年4月の私の資産運用益は、文京区本駒込の56㎡新築マンションの価格または高級車15台分に相当します。資産運用は2010年4月にスタートしましたから、毎年高級車2台分ずつ増えている計算になります。長い目で見ると順調に伸びているような印象かもしれません。しかし、開始1年後には円高によって評価額は5%下落しました。また、2015年の夏からチャイナショックで株式相場が大きく下落した時期もありました。このグラフは2016年までは1年毎、2017年9月までは3か月毎、その後は1か月ごとにプロットしてあります。

◎今日のテーマ:資産運用の中心にETFを据えた理由

世界的下落に影響

2018年2月~3月の世界的株式相場下落の影響を受けて、私の運用資産も上下動しました。私のポートフォリオは、9割程度が株式のETFですので、世界に分散投資しているとは言え、ある程度の変化は当然のことです。

インフレの防衛策としてETFを購入

私が、資産運用の中心にETFを据えている理由は、将来、しかもそれほど遠くない将来に、ハイパーインフレとまではいかなくても、かなり高いインフレが発生する恐れがあると思っているからです。インフレに対する資産防衛策としては、日本とアメリカの株式のETFに投資することが良いと考えたからです。しかも、この資産防衛策は、通常の資産運用としてもベストなものだったのです。

ブログを始めた理由

そして、この資産運用方法が、この記事を読んでいただける人の役に立つかもしれないと考えてブログをはじめました。

年平均利回りは5.4%

しかも、私の資産運用の成績が素晴らしいとまでは言えなくても、約8年の運用期間の年平均利回りは5.4%ですから、私としては上出来だろうと思う水準で推移しています。

売り時、買い時を気にする必要なし

そして、私の運用方法が記事を読む人の役に立つかもしれないと思う大きな理由が、私の運用方法には、買い時、売り時を考える必要がないからです。したがって、誰でも、いつ始めても、私と同じような結果を得ることができる可能性が高いと考えています。

銘柄選択も不要

簡単に言えば、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)とSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)を同じ額ずつ、毎年一定の時期に5年間に分けて買うことです。この2銘柄は、日本とアメリカにおける最大のETFです。私がこの結論にたどり着くまでは、試行錯誤を経ています。このため、現在の私のポートフォリオと完全に同じではありませんが、かなり近い形になっています。

ETF購入後の留意点

この2銘柄のETFを買った後は、

・価格が下落しても売らないで5年、10年間持ち続けること

・個別株式は、基本的に保有しないこと

が、大事です。

その後は、資産分散かハイリスク・ハイリターンか

また、上記1306、SPYの2銘柄のETF以外は、ヨーロッパ、新興国のETFを買うことも考えられますが、過去の成績を見ると、アメリカのSPYの方が、ヨーロッパのVGK、新興国のVWOより好成績を収めていますので、資産の分散化を図るか、あるいは、より高い利回りを追求するかの選択だと思います。