2018年8月までのiDeCo

◎今日のグラフ:2018年8月までのiDeCo

信託報酬の高いみずほ銀行から野村證券に移管

iDeCoは、2018年4月まで、以前勤めていた会社の指定していた、みずほ銀行で運用していたのですが、信託報酬の高い商品しかありませんでしたので、野村證券に移管しました。

野村DC外国株式インデックスファンド信託報酬 は0.2376%

現在の運用商品は、野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIで、信託報酬 は0.2376%(税抜0.22%)です。このファンドは、日本を除く世界の先進国外国株式のインデックスファンドです。SBI証券なら、DCニッセイ外国株式インデックスの信託報酬は、率0.20412%(税抜0.189%)です。ただし、SBI証券は、紙の報告書を送ってくれませんので、私はSBI証券を使うことは無いと思います。

できるだけ長く運用して税制メリットを活用

私は現在還暦を過ぎていますので、iDeCoの年金を受け取ることが可能ですが、受け取り開始時期を70歳まで遅らせることによって、できるだけ節税効果を発揮させようと考えています。節税効果を発揮するには、

  • できるだけ年金受け取り開始時期を遅らせる
  • できるだけ受け取り期間を長くする
  • 全額を外国株式で運用する

ことが大事です。外国株式は、国内株式、国内債券、外国債券と比較して、期待リターンが高いのです。

◎今日のテーマ:iDeCoの外国株式とリバランス

リバランスとは

野村證券の証券用語解説集でリバランスを調べると、「ポートフォリオ運用を行う際に、相場の変動などにより変化した投資配分の比率を調整すること。ポートフォリオの一部を売却したり、買い増しをすることによって行う。一般に、運用開始当初の比率を維持していく方法と、相場の変化に応じて投資配分比率自体を変更しながら調整していく方法がある。」とあります。例えば、外国株式が、日本株式や国内債券、外国債券に比較して、増加したときに、外国株式を減らして、国内債券を増やすということです。

リバランスは必要?

新聞記事などでは、時々リバランスをした方が良い、と書いてある場合があります。しかし、リバランスは必要でしょうか。伸びている外国株式を減らして、超低金利の国内債券を買うことにどんな意味があるのでしょうか。

期待リターンがの高い外国株式をなぜ減らす?

アメリカの株式は過去200年、伸び続けています。これからも伸びることが期待できる外国株式をなぜ減らす必要があるのでしょうか。リバランスをして確実にもうかるのは、売買手数料を稼げる証券会社です。株式は価格変動リスクが高いから、それを減らして、価格変動リスクの低い国内債券を増やすことが正しいとは、どうしても思えません。

外国株式長期保有ならリスク減少

期待リターンの最も高い外国株式を長期間保有すれば、安全圏まで上昇できますから、外国株式を売却せずに、つまりリバランスせずに、そのまま保有し続けるのが良いと考えています。