郵便局訪問記

◎今日のテーマ:郵便局訪問記

ゆうちょ銀行支店のない郵便局

今までメガバンクの3行を訪問しました、今回は郵便局を訪問しました。旧特定郵便局ではない、大きな郵便局を訪れました。「まとまったお金の運用商品を教えてほしい。」と、聞きました。私は郵便局ならどこでも金融商品を取りそろえると思い込んでいたのですが、私の訪問した郵便局は、ゆうちょ銀行を併設していなかったのです。

投資をするなら証券会社へ

結局、かんぽ生命の社員が説明してくれました。私は、「投資関係の商品を教えてほしい。」と言ったところ、「それなら、こちらではなく、一般の証券会社に行かれた方が良い。」と言われました。それでも、せっかく郵便局に来たので、「おすすめ商品を教えてください。」と言いました。担当者は、保険ラインアップという冊子を取り出して説明を始めました。

かんぽの保険は、終身保険と養老保険

終身保険は、「新ながいきくん」シリーズです。基本保障が1000万円、賠償保障が1000万円の生涯補償などです。

養老保険は、「新フリープラン」シリーズです。基本保障が1000万円、賠償保障が1000万円で、満期保険金が1000万円です。

アフラックのがん保険

それ以外には、アフラックのがん保険を薦められました。アフラックに長い間加入している契約者は、先進医療特約を付けていない人が多いので、「検討した方が良い。」と言われました。

保険が不要の理由

私は、55歳の時に保険はほとんどすべて解約しました。その理由は、

  • 日本の健康保険には高額療養費制度があるので、基本的に民間の医療保険に加入する必要がない
  • 還暦まで生きていて、子供も仕上がる年齢になれば、生命保険もいらない
  • 民間の保険は、商品ごとの運用がブラックボックスの中にあって、保険会社社員の高い給料を保険加入者が負担しているとの指摘が多い
  • 私は既に、ある程度の資産を蓄えたので、保険金を受け取らなくても今後困ることは無いと考えられる

ことです。

保険には興味がわかない

従って、今回説明してもらった、終身保険、養老保険、がん保険については、まったく興味を抱きませんでした。

ゆうちょ銀行の投資信託

上述の通り、私が訪れた郵便局にはゆうちょ銀行の支店が併設されていないので、帰宅してから、ゆうちょ銀行の投資信託について調べました。

商品は4種類で、投資信託、変額年金保険、確定拠出年金、国債です。

国債、変額保険

国債については、金融機関であれば、基本的にどこでも同じだと思います。変額年金保険については、特にいい噂を聞かないので、詳しく調べようという気にはなりません。

確定拠出年金の信託報酬はコストが高い

確定拠出年金については、DC外国株式インデックスファンドLの運用管理費用(信託報酬)が年率2.7%と、現在の世間相場からするとかなり高い水準です。ニッセイ<ノーロード>外国株インデックスファンドが、0.11772%まで下がってきていますので、その2倍以上ということになります。

コストの高いアクティブファンド

また、投資信託は、海外株式については、世界株配当収益追求ファンド(価格変動抑制型)、フィデリティ・グローバル株式ファンドなどがあります。運用管理費用(信託報酬)は、それぞれ、0.8964%、1.56%です。これほど高くては、アクティブファンドについても魅力を全く感じません。

ホームページはコストのランキングが欲しい

それから、ゆうちょ銀行のホームページの投資信託について、ファンドランキングがあるのは便利なのですが、基準が、販売金額、販売件数、騰落率、純資産総額だけなのは残念です。運用管理費用(信託報酬)を加えていただければ、顧客本位で、使いやすくなると思います。