私と連れ合いの評価益格差の原因1

◎今日のテーマ:私と連れ合いの評価益格差の原因1

現在のポートフォリオに大差なし

私と連れ合いのポートフォリオと運用実績については、毎月報告しています。二人の現在のポートフォリオには、余り大きな違いはありません。具体的には、国内の株式については1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)しか保有していません。アメリカの株式については、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)とVOO(バンガード社のS&P500のETF)を保有しています。それ以外に、私はVGK(バンガード社のヨーロッパのETF)、VWO(バンガード社の新興国のETF)を保有しています。連れ合いは、ヨーロッパ、新興国の株式ETFを持たずに、USMMF、豪ドルMMFなど、外貨MMFを保有しています。

資産運用経歴は約10年

二人が資産運用を始めてから10年ほどが経過していますが、その間の運用がかなり違っていたのです。その運用のすべての要素と評価益への影響を詳しく分析することはできませんが、大きな要因をピックアップして説明します。

2018年8月の評価益 元金

(指数)

持株会株式 株式ETF投資 外貨MMF投資の為替 外貨ETF購入
高級車18台  

200

1000万円→

5000万円

アベノミクス開始の直前 半分は円高、残りは円安 2015年にほぼ完了
連れ合い 高めの大衆車1台  

100

400万円→

0円

リーマンショックの直前 全額円安 現在も進行中

現在の評価益

最初に、現時点における評価益を比較します。毎月ご紹介している運用実績では、持株会での運用評価損益を含めていません。というのは、持株会は連れ合いが、昭和50年代に10数年、私が平成に入ってから20年ほど積み立てたので、このブログの主題である最近10年間ほどの資産運用という観点から、少し外れてしまうと思うからです。しかし、今回は、それも含めて説明します。

私は高級車18台分、連れ合いは高めの大衆車1台分

私の評価益は、現在高級車18台分です。高級車の価格は、インターネットによると500万円程度だろうと思っています。連れ合いの評価益は、高めの大衆車1台(高級車は買えませんが、それに近い水準です。)程度です。元金を指数で表すと、連れ合いの元金を100とすると、私の元金はその2倍の200です。つまり、元金が2倍なのに、評価益は20倍以上になっています。

持株会株式の価格変動

要因の一つが、持株会株式の価格変動です。

リーマンショックで下落

私は、十数年間にわたって、毎月3万円、ボーナス月10万円を積み立てました。その総額は約1000万円になりました。多くの銘柄と同様にITバブルとリーマンショックの前には価格が上昇しましたが、バブルがはじけて、暴落しました。

全額を売却して1306を購入

しかし、2011年ごろから価格が上昇し始めましたので、全額を売却して1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)に変換しました。

TOPIXなら倒産の心配なし

個別株式は倒産すれば終わりですが、TOPIXのETFであれば倒産の心配をせずに安心して長期保有することができます。その後アベノミクスで、評価額はさらに上昇した結果、元本1000万円が、現在は5000万円を超える評価額となりました。

連れ合いの持株会株式は倒産でゼロ円に

連れ合いも、十数年間にわたって、積み立てて、その金額は400万円になりました。一時的に評価額が800万円まで上昇したことがありましたが、最終的には、その会社が倒産して評価額はゼロになってしまいました。

(株式ETF投資等については、明日説明します。)