私の運用実績2019年3月

◎今日のテーマ:2019年3月の私の資産運用益は、東京都文京千駄木の70㎡新築マンションまたは高級車18台分に相当します。

世界の株式市場は曇天

今月は先月とほぼ同じ評価額です。最近は、日米をはじめ世界の株式市場がパッとしないような印象のニュースが毎日のように流れています。米中貿易摩擦交渉、中国の景気悪化、ドイツをはじめとするヨーロッパの景気悪化、ブレグジット問題などです。しかし、株式市場の伸び悩みは、まだ1年です。

チャイナショック

2015年から2016のチャイナショックも、同様に停滞していました。しかし、そういうことも過ぎ去ってしまうと、すぐに忘れ去られてしまいます。

1ドル75円

2011年も円高などの影響があって運用益がマイナスでした。この頃は戦後最大の円高で、一時75円78銭にもなったのですが、それも忘却の彼方に行ってしまいました。私の場合、その底から8年後には、1億円以上の評価益が出ました。

私の資産運用の特徴は、

  1. 内外の株式ETFを中心に保有する
  2. 約70%が外国株式インデックスファンドで運用する
  3. 一度買ったETFは基本的に売らずに長期保有する

でしょう。それについて述べたいと思います。

1.株式ETF

私は60歳前半なので、一般的な資産運用の本や記事、ロボットアドバイザーによれば、株式のETFのウエイトを落として、現金、債券のウエイトを増やすべきだという考えが浸透しているようです。しかし、私は現在パートタイマーながら一定の収入があり、財形年金、DB確定給付年金、DC確定拠出年金もある程度ありますので、長期運用を前提として株式を保有しています。ただし、株式によるリスクを下げるために、資産分散を図る観点からETFを選んでいます。

2.外国株式インデックスファンド

外国株式を中心にしているのは、日本の国債残高が増えていて、円が信用できないからです。何しろ、日銀、財務省のOBが退職金をもらうと、円から外貨に変換する時代なので、日本円のウエイトは少なめにしてあります。アクティブファンドでなく、インデックスファンドにしているのは、コストが安いので、有利な運用ができることが明らかになっているからです。

3.売らずに長期保有する

私の証券会社の口座は野村證券だけです。野村證券は株式やETFの売買手数料が、ネット証券に比べると高く、約1%です。従って、もし、今から証券会社に口座を作るとすれば、SBI証券や楽天証券などのネット証券を選ぶと思いますが、私は40年近く前に口座を作ったので、それをそのまま利用しています。野村證券は、DCやつみたてNISAの商品については、最良ではないにせよ、かなり満足できる商品が揃えてあります。ETFの売買手数料は高いのですが、私の場合、一度買ったら、10年、20年間、売り買いしませんので、それほど大きな問題にはなっていません。逆に、売買手数料が高いから、売り買いをせずに、Buy and Hold の手助けになっているかも知れません。

総てが完全というのは、なかなか実現しませんので、8割、9割満足できれば良い、というぐらいの気持ちを持っていたいと思います。